☆☆ゆきのおと Yuki's Note ♪☆☆

☆名越(なごや)左源太時敏の玄孫が綴る日々のあれこれや家族の歴史. 
☆記事・写真などの複写・転載はご遠慮ください

『新 南島雑話の世界』

2022-07-22 12:36:06 | Books

 今日は記録がてら、本の紹介です

 

一昨日のこと、午前中にFBをチェックしたら、歴史関連のグループでご自身の本の紹介を投稿された方の画像の一つに、名越(なごし)護さんによる書評(推薦文)が書かれていたのですが、その名越護さんの紹介に著作としてこの『新南島雑話の世界』が載っていました。

 

「新‥‥?!」と思い早速検索かけたら、某通販サイトに今年の5月10日発行とあり、最近出されたばかりの本があったことに気付きました。(ただし、購入後に奥付をみると、4月20日発行とありました)

 

『南島雑話の世界』の続編とのこと。

その日のうちに、早速近所の書店に買いに行くと、1冊、ありました

支払いの時に、つい、「ここに載ってるのは先祖が書いた本なんです。曽祖父の父親なんです。」と話してしまいました。

カウンターの青年は驚いたように「あぁ、そうなんですね!」と言ってくれました

「また入れておいてくださいね。」とお願いして家に帰りました。  

 

以下に、上記リンクの紹介文を上げておきます。

 

幕末奄美の貴重な生活記録

幕末期の薩摩藩士・名越左源太(1820~81)。 『南島雑話』は、左源太が5年間の奄美遠島中に、島内の動植物、魚介類や農耕儀礼、冠婚葬祭から伝説に至るまで、奄美の風土をつぶさに観察、取材し、詳細な図入りで書いた民俗・博物誌。幕末期奄美の暮らしを知ることができる貴重な記録である。 本書は、著者が原文を読み込み、黒糖や焼酎の製法など生業を中心に、自然、民俗を現在と比較しながら紹介。左源太の描いた図絵も多数収録する。

なお、本書は前著『南島雑話の世界』の続編に当たるもので、祭事が中心の前著に対し、本書は、生業、民俗、動植物を中心にする。著者は、奄美大島出身で、昭和初期~中期に残る奄美の古風の体験が本書にも生きている。

※ 画像は南方新社さんのページより拝借

 

 

 

 

 

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川田義朗、沖田畷の戦い、龍造寺隆信からの田中裕二さんのご先祖へ

2020-10-27 14:37:24 | Books

FBに上げた話です。ほぼそのままコピペしますね

 

「川田義朗(よしあき)」についてFBFの桐野作人さんが書いておられたので、ご著書で確認したところ。
 
(『さつま人国誌』戦国・近世編 p.60~p.67
「神変奇特」の軍配者 川田義朗 (上)(下))
 
 
馴染みがないところはじっくり読んでみないとわからないので、今回も初めて読んだようなもの。
 
川田義朗は島津義久の側近で不思議な力(託宣・予言)を持つとの逸話があるという。
 
島津日新斎(忠良)の重臣で軍配者・伊集院忠朗の弟子として修行ののち、義久の陣代で肥後に攻め入った島津義弘にも軍配者として託宣し、結果を残す。
 
沖田畷の戦いでも逸話を残しているそうですが、この沖田畷(現・長崎県島原市)で、地元大名・有馬晴信を支援して島津家久(義久・義弘の末弟)が激突するのが、肥前佐賀の大名、「龍造寺隆信」
 
 
と、ここで、昨夜の「ファミリー・ヒストリー」をご覧になりましたか?
爆笑問題の田中裕二さんの御先祖を辿っていくと、龍造寺氏の家臣だった‼️とありました。
 
 
 
ということで、ここで繋がっちゃったって話でした チャンチャン
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曾祖父たちが生きていた頃の台湾

2016-12-23 18:40:02 | Books
暮れからお正月にかけて、読む予定です。
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改めて『名越左源太の見た幕末奄美の食と菓子』の紹介

2010-10-04 11:32:56 | Books
5月26日にこちらで2冊の本を紹介しましたが、
昨日の南日本新聞日曜版の11面、『読書』コーナー(書籍紹介)に
『名越左源太の見た幕末奄美の食と菓子』の紹介が載っていました。

著者は今村規子さん。
ブログ『幕末奄美遠島生活』を綴ってらっしゃる方です。
左記のブックマーク欄にもリンクが貼ってありますが、
当のブログは今は多忙につき<お休み中>のようです。



☆なお、新聞に掲載された紹介では
左源太の大島滞在期間は、わずか6ヶ月となっていますが、
正しくは、嘉永三年(1850年)から安政二年(1855年)の足掛け6年、
5年余りの期間ですので、お間違えのないように。

おそらくbizaさんがこの著書の冒頭で「日記に記された人名は60を超えており、小宿での日記が約6ヶ月分に過ぎないことを考えれば、かなり広い付き合いであったのでは‥云々」と書かれているのを
この紹介記事を書かれた方は勘違いされたのかな??と思うのですが。


ともあれ、これでまた奄美の食文化や左源太のことに興味を持って下さる方が
少しでも増えると良いなと思います。
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同時期に2冊も?!

2010-05-26 00:55:23 | Books
名越左源太関連の本が、2冊も出版されましたのでご案内致します。
(どちらかといえばマイナーな左源太本なので、
 これは非常に珍しいことだと思います!)

1冊は、ブログでやり取りのあるbizaさんが
ご自身のこれまでのブログから奄美の食とお菓子についてまとめられた本を
南方新社さんから出版された本です。

『名越左源太が見た 幕末奄美の食と菓子』

私は南方新社さんから案内を頂いたのですが、
bizaさん、有名菓子店の資料室でお仕事をされてる方のようで、
食に関する古書や文献に接してらしたことを今回初めて知りました。
こちらはAmazonでも購入可能なようです。


で、もう一冊は、
bizaさんのブログで最近紹介されていた、
『奄美・小宿集落誌』という本です。
http://sagenta.nature-f.com/?eid=1345056#comments


私はまだ奄美群島に行ったことは無いのですが、
奄美大島に小宿というところがあって
名越左源太が1850~1855年にかけて遠島になった際に
暮らしていた居住跡が残っているそうです。

ある奄美在住の方のブログで見せていただいたことがあるのですが、
左源太が島での生活でお世話になった方の子孫の方がまとめられた
小宿集落、ひいては奄美の歴史に関する本です。
http://kaihu.blog.ocn.ne.jp/amami/2010/04/post_1eea.html

子供たちに是非、ふるさとの歴史を知って欲しいとの願いを込めて
書かれたそうです。
奄美博物館所蔵の『南島雑話』の写本から多数のページが
カラー写真で紹介されている貴重な本です。

こちらは奄美の楠田書店で扱っていて、取り寄せも可能なようです。

図書館で見てみようかとも思いましたが、
やはり手元において置きたい1冊なので書店のHPを調べて購入しました。
 楠田書店のHPはこちら↓
http://www2.synapse.ne.jp/kusuda/


興味のある方は、是非。

*ちなみに、小宿の居住跡の写真はこちら↓で見ることが出来ます。
http://kaihu.blog.ocn.ne.jp/amami/2004/10/post.html
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若き薩摩の群像と門田 明さん(mixiオリジナル版)

2009-09-25 14:29:00 | Books
先日、2ヶ月分まとめて新聞の切り抜きをしていたら、
門田 明さんの小さなおくやみ記事が目に留まりました。

南日本新聞ウェブサイトより
‥‥薩摩藩留学生研究 門田 明氏死去、79歳‥‥
http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=28&storyid=19097
 門田 明氏(かどた・あきら=鹿児島県立短期大学名誉教授)1日午前2時36分、前立腺がんのため鹿児島市の自宅で死去、79歳。神戸市出身。


門田 明さんは、薩摩藩留学生の研究をされていた方で、
ご著書『 若き薩摩の群像 ー サツマスチューデントの生涯 』
平成3年11月25日に出版されました。
(春苑堂出版 かごしま文庫ー1)

ウチにも(おそらく母が購入したのでしょう)1冊ありますが、
今までは拾い読み程度でした。
この機会に、とじっくり読んでいたところです。
とてもよく研究されていることがわかります。


私の曾祖父の兄・名越時成(=名越平馬)も
薩摩藩英国留学生のひとりでした。
ですが、「渡英の1年後(1866年)に帰国後は不明」という
何名かのうちのひとり、ということになっています。残念。。


「名越時成」さんに関する記事を検索していたら
『旅行記・若き薩摩の群像』という
素晴らしく充実したホームページをみつけました。
http://washimo-web.jp/Trip/SatsumaStud/satsumastud.htm

このサイトの方が参考にしたのが
『薩摩的幕末雑話』というホームページだそうで、
平成14年に書かれた
第二話「旅立ちの歌-留学生たちの和歌から-
という記事がありました。
http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/zatsuwa2.htm
この『西郷隆盛のホームページ「敬天愛人(けいてんあいじん)」』の
サイト管理者「tsubu」さんは大阪の方だそうです!
http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/index.htm
左側の「ご挨拶 本サイト開設趣旨」を読んでみて下さいね。


↑上記の『旅行記・若き薩摩の群像』の下の方にある
「レポート・向田邦子さんのこと」を読んだり
横道にそれること暫し。

この方のホームページも読み応えあります!
http://washimo-web.jp/

書籍紹介にも惹かれるものがあるし、「島津歳久」なんてのもある♪
で、またまた横道にそれまくるのでした~

(リンクフリーとのことなのでここにも貼らせていただきましたが
 更に転載される場合は注意書きをよく読んで下さいね。)


     ☆☆☆

この数日いろいろ検索しまくっていて
書きたいことが溜まってきたのですが、
処理が追いつきません。。

久しぶりに今和泉島津家のお墓(in 指宿岩本)にも行ってきたので
写真もアップしたいし日記も書きたいのですけど‥‥。


なので、とりあえずこういう形で
この数日間のいくつかをメモしておくことにしました。


****************


☆以上、mixi の9/25に書いた日記を転載したものです。

 
コメント (2)
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白洲正子自伝

2009-08-28 14:07:40 | Books
d88f6985.jpg白洲正子さんの著書「白洲正子自伝」を読んでいる。


父方のおじいさまは薩摩隼人で海軍軍人、初代台湾総督でもある樺山資紀伯爵。(1837~1922)

「祖父・樺山資紀」という項で「薩摩示現流(じげんりゅう)」や「寺田屋事件」にも触れている。


一方、母方のおじいさまは川村純義で、やはり鹿児島人。
陸軍の将校からのちには海軍大将になり、勝海舟の跡を継いで海軍省に前後15年間勤めた人。(1836~1904)

白洲正子さんは「韋駄天お正」と呼ばれたそうだが、どうやらその性格は母方のおじいさんの血を受け継いだらしいという話も載っている。


「ふたりの祖父」「隼人の国」「アンナ・パブロヴァ『瀕死の白鳥』」などあって、まだ拾い読みだけど、とても面白い。

隼人塚については、鹿児島にいながら名前くらいしか知らなかったけど、白洲さんの本で「隼人」や「隼人塚」のことを詳しく知ることができた。
あと、開聞岳や枚聞(ひらきき)神社のことについても書かれている。

鹿児島へは3度ほど訪れたことがあるようだけど、家族のルーツといえど執着は持たずアッサリしたものだ。
ただ、ちょっと首を突っ込むとのめり込んでしまうから距離を置いている、とも書かれている。正子さんらしい、とつい笑ってしまった。


アンナ・パブロヴァにしても、私は「ロシアの有名なバレリーナ」というくらいの認識だったけど、1881年生まれだそうで、となると、私の祖父と同年。
自分の先祖が生きた時代と照らし合わせて読んでいくと、自然と興味が増す。

白洲さんの著書のお陰でいろんな驚きや新発見を体験できるのは、とても楽しいことだ。


なんとも引き出しの多い方です、正子さん。


近年、白洲次郎さんのことが随分話題で、そのプリンシプルな生き方に憧れる方が増えているようです。(なんといってもスタイリッシュだしね。)

次郎さんだけでなく、正子さんの女性ファンも多いようです。
お二人の関係を理想の夫婦像として若い世代の人気も高いですね。

某テレビ局でドラマにもなってますね。来月まとめて放送されるらしい。


じっくり味わって読みたい1冊です。
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