幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

「リュウキンカ」がどんどん咲きだした

2022-02-28 | 

ちょうど一か月前、公園の手入れをされているボランティアの方に教えていただいたリュウキンカ(立金花)である。

その時に初めてこの花を知ったのだが、ほんの1~2輪だけが、落ち葉の中から顔を出すように咲いていた。

あれから一か月、このところの暖かい陽気に誘われたのか、急に花の数が増えだした。

これといって花のないこの季節、散歩の人たちの目を楽しませてくれている。

 

「リュウキンカ」によく似た花に「ヒメリュウキンカ」という花もあるとのお話だった。

教えていただいた方も、どちらなのかは、ちょっと自信がなさそうであった。

私も少し調べてみたが、これだという結論には至っていない。

専門家ならその識別は訳のないことであろうが、私は今後の宿題とした。

結論は、開花の期間、花の終わった後の様子、冬の葉っぱ、などを観察してから出すことにする。


河津桜が咲いていた

2022-02-27 | 花木

今日は、昨日までと違って、ぐ~んと気温が上った。

ポカポカ陽気に誘われ、少し自転車道を走って、「河津桜」のある場所まで行ってみた。

近くにあるほとんどの桜はソメイヨシノなので、開花はまだ先のことである。

この場所には、数本の河津桜がまとまっているのだが、その中でも、この一本の木が早く咲いたようである。

これを目当てに撮りに来たのか、長いレンズのついたカメラを構える人たちがいた。

寒い冬、2月はあと一日を残すのみ。

3月の声を聞くと、年甲斐もなく、なんだかウキウキと気持ちになってくる。

皆さんのブログに掲載される、春らしい話題が楽しみである。


「ハナニラ」が一輪

2022-02-25 | 

ハナニラが一輪だけ咲いた。

どんな植物(花)にも、せっかちな性格はあるようだ。

盛りになれば、その一帯がこのうす紫の花で埋め尽くされるのに、今はポツンとただ一輪。

 

 


デジタル社会の今昔・エアコン

2022-02-24 | ディジタル

エアコンが寿命を迎えリプレースした。

従来機種と同じメーカーのものを購入したが、ずいぶん機能・性能は変わっている。

なにかと、「設定」すべき項目が増え、当然マニュアルのページ数も増えている。

残念ながら、それを丁寧に読むことは少ない。

 

「タイマー」セットの機能でつまづいた。

従来の機種では、毎朝、「電源が入る時刻」をタイマーにセットしていた。

起き抜けに寒い(あるいは暑い)のはイヤだから、あらかじめ起きる40分前の時刻にセットしていた。

今の機種の初期設定では、

タイマーの「入」にセットした時刻とは、「電源が入る時刻」ではなく、「部屋が設定温度になる時刻」であった。

つまり、事前にエアコンを起動し、セットした時刻には、室温を設定温度にしてくれるいう仕組みだった。

いつ電源が入るかは気温しだいで、エアコンが勝手に計算して決めてくれるという。

 

ある朝、タイマーの「入」の時刻より前に起きたら、エアコンがガンガン稼働していることに気が付いた。

古い機種を使っているときの感覚で、「タイマーが壊れたのでは?」と疑ってしまった。

メーカーに問い合わせると、こちらの思い込みとは異なる仕様であることが判明した。

もちろん、従来方式に設定することも可能である。

 

取説をしっかり読まないのはいけない。

外見は大して変わらないが、組み込まれているソフトウェアは、より複雑、高度な処理に進化している。

 


何年振りかの「一六タルト」

2022-02-23 | グルメ

珍しいお菓子をいただいた。

夕方のコーヒーに、「一六タルト」が一切れ添えられた。

 

最初に愛媛に旅行をした時、この「一六タルト」の看板を方々で目にした。

その時、どんなものかと好奇心も手伝って食べてみて、その味を知った。

今や全国のデパートなどで買えるそうだが、我が家では、日常、口にすることのない珍しいお菓子である。

カステラ状の生地で、こしあんを「の」の字に巻いてある。

久しぶりに伝統のある、上品な甘さを楽しんだ。

 

添付されていた説明書を読んでみると・・・

このお菓子の歴史は、江戸時代初期まで戻ることになる。

初代松山藩主がポルトガル人から教えられたもので、その当時は、ジャムをカステラで巻いたものだったそうだ。

「あんこ」もいいが、そのジャムを巻いたものもおいしそうではないか。

今に伝わっていれば、ぜひそれも味わってみたいものである。