幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

信州名物「おやき」の納期がかかる

2022-02-10 | グルメ

信州の郷土料理の一つに「おやき」がある。

長野県出身でなくても、信州に旅行された方は、一度は口にしたことがあるのではないだろうか。

「おやきを食べたよ!」と、わざわざ旅先からメールを送ってくれる人もいるぐらいである。

 

写真は、長野市鬼無里(きなさ)の「いろは堂」さんのおやき。

 

冷凍になったものを取りよせておくと、とても重宝する。

ところが、なぜか今回注文したものが届くのにずいぶん時間がかかっている。

おやきは、具材(野沢菜などの野菜を刻んで味付けしたものが主で「あん」といわれる)を練った小麦粉で包み、焼いたり蒸したりする。

この「あん」を包む作業はすべて手作業で、素人ではうまく出来るものではない。

地元の熟練の方たちが、腕に縒りをかけて頑張っていらっしゃるとは聞いている。

それでも、注文に追いつかないようである。

あの素朴なおいしさが評価され注文が増えているとすれば、”なるほど”と思える。

山深い鬼無里の「いろは堂」さんで食べた、あの時のアツアツのおやきを思い浮かべつつ、注文した品の到着を待っている。