幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

なごり雪のように地面を覆う花びら

2021-03-31 | 花木

桜前線はどこまで行ったやら・・・。

東京の桜は、早くも散り始めた。

 

「風邪さそふ 花よりもなほ我もまた 春の名残をいかにとやせん」

江戸城で刃傷事件を起こし、切腹を言い渡された浅野内匠頭の辞世の句とされる。

その日、桜の花びらが舞い落ちていたであろう情景が眼に浮かぶ。

散り行く花になぞらえて、悔しさがにじむ。

 

周りの桜もどんどん散ってゆき、名残惜しくおもう。

散り際の潔さを桜の魅力ともするが、それにしても、ついこの間咲いたばかりではないか。


お花見にはだんご

2021-03-30 | グルメ

「だんごの三好」さんに「さくらだんご」が出ていた。

大好きな「焼きだんご」にプラスして、つい手が出た。

うっすらとしたピンクの餡が、桜をイメージさせ、パクリとやると桜の葉の香りがする。

桜餅をくるんである、あの桜の若葉を細かく刻み、餡に混ぜ込んであるようだ。

色だけでなく、香りでもまた「さくら」をイメージさせてくれる。

串をつまんで、歩きながらでも食べられるところがお団子の良いところである。

お花見に好い頃、午前中に行かないとほとんど売り切れていることが多い。

 

 


桜並木に見つけた「オオシマザクラ」

2021-03-28 | 花木

満開のソメイヨシノの桜並木の中に、オオシマザクラを見つけた。

幹に「オオシマザクラ」と書かれたプレートが下げれていたので分かった。

そうでなければ、気づかずに通りすぎていた。

江戸染井村で生まれた「ソメイヨシノ」は、オオシマザクラ とエドヒガンからできた・・・。

その程度の知識しか無く、じっくり見るのは始めてだ。

 

ソメイヨシノは、花の終わった後に若葉が伸びてくる。

それとは異なり、オオシマザクラの葉は、花が咲く時には大きくなっている。

すでに葉は成長し、その緑も濃くなっている。

葉の緑と花弁の薄いピンクのコントラストがとてもいい。

 

 


モンシロチョウが飛び始めた

2021-03-27 | 日記

モンシロチョウを見た。

今を盛りと咲く、菜の花(ノラボー菜)やハナダイコンの花を飛び回り、蜜集めに忙しい。

今日確認したのは、この一匹。

今年はいつもの年より暖かく、モンシロチョウの飛び始めるのが早いのかもしれない。

花はもちろんだが、昆虫たちも気候の変化には敏感なようだ。