桜前線はどこまで行ったやら・・・。
東京の桜は、早くも散り始めた。
「風邪さそふ 花よりもなほ我もまた 春の名残をいかにとやせん」
江戸城で刃傷事件を起こし、切腹を言い渡された浅野内匠頭の辞世の句とされる。
その日、桜の花びらが舞い落ちていたであろう情景が眼に浮かぶ。
散り行く花になぞらえて、悔しさがにじむ。
周りの桜もどんどん散ってゆき、名残惜しくおもう。
散り際の潔さを桜の魅力ともするが、それにしても、ついこの間咲いたばかりではないか。
桜前線はどこまで行ったやら・・・。
東京の桜は、早くも散り始めた。
「風邪さそふ 花よりもなほ我もまた 春の名残をいかにとやせん」
江戸城で刃傷事件を起こし、切腹を言い渡された浅野内匠頭の辞世の句とされる。
その日、桜の花びらが舞い落ちていたであろう情景が眼に浮かぶ。
散り行く花になぞらえて、悔しさがにじむ。
周りの桜もどんどん散ってゆき、名残惜しくおもう。
散り際の潔さを桜の魅力ともするが、それにしても、ついこの間咲いたばかりではないか。
「だんごの三好」さんに「さくらだんご」が出ていた。
大好きな「焼きだんご」にプラスして、つい手が出た。
うっすらとしたピンクの餡が、桜をイメージさせ、パクリとやると桜の葉の香りがする。
桜餅をくるんである、あの桜の若葉を細かく刻み、餡に混ぜ込んであるようだ。
色だけでなく、香りでもまた「さくら」をイメージさせてくれる。
串をつまんで、歩きながらでも食べられるところがお団子の良いところである。
お花見に好い頃、午前中に行かないとほとんど売り切れていることが多い。
おうちの花見は、「かぼす」さんの日替わり弁当をたべながら。
うれしいことにお赤飯だった。
窓には、時々ひら~り、ひらりと花びらが舞ってくるようになった。
満開のソメイヨシノの桜並木の中に、オオシマザクラを見つけた。
幹に「オオシマザクラ」と書かれたプレートが下げれていたので分かった。
そうでなければ、気づかずに通りすぎていた。
江戸染井村で生まれた「ソメイヨシノ」は、オオシマザクラ とエドヒガンからできた・・・。
その程度の知識しか無く、じっくり見るのは始めてだ。
ソメイヨシノは、花の終わった後に若葉が伸びてくる。
それとは異なり、オオシマザクラの葉は、花が咲く時には大きくなっている。
すでに葉は成長し、その緑も濃くなっている。
葉の緑と花弁の薄いピンクのコントラストがとてもいい。
モンシロチョウを見た。
今を盛りと咲く、菜の花(ノラボー菜)やハナダイコンの花を飛び回り、蜜集めに忙しい。
今日確認したのは、この一匹。
今年はいつもの年より暖かく、モンシロチョウの飛び始めるのが早いのかもしれない。
花はもちろんだが、昆虫たちも気候の変化には敏感なようだ。