エアコンが寿命を迎えリプレースした。
従来機種と同じメーカーのものを購入したが、ずいぶん機能・性能は変わっている。
なにかと、「設定」すべき項目が増え、当然マニュアルのページ数も増えている。
残念ながら、それを丁寧に読むことは少ない。
「タイマー」セットの機能でつまづいた。
従来の機種では、毎朝、「電源が入る時刻」をタイマーにセットしていた。
起き抜けに寒い(あるいは暑い)のはイヤだから、あらかじめ起きる40分前の時刻にセットしていた。
今の機種の初期設定では、
タイマーの「入」にセットした時刻とは、「電源が入る時刻」ではなく、「部屋が設定温度になる時刻」であった。
つまり、事前にエアコンを起動し、セットした時刻には、室温を設定温度にしてくれるいう仕組みだった。
いつ電源が入るかは気温しだいで、エアコンが勝手に計算して決めてくれるという。
ある朝、タイマーの「入」の時刻より前に起きたら、エアコンがガンガン稼働していることに気が付いた。
古い機種を使っているときの感覚で、「タイマーが壊れたのでは?」と疑ってしまった。
メーカーに問い合わせると、こちらの思い込みとは異なる仕様であることが判明した。
もちろん、従来方式に設定することも可能である。
取説をしっかり読まないのはいけない。
外見は大して変わらないが、組み込まれているソフトウェアは、より複雑、高度な処理に進化している。