幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

デジタル社会の今昔・エアコン

2022-02-24 | ディジタル

エアコンが寿命を迎えリプレースした。

従来機種と同じメーカーのものを購入したが、ずいぶん機能・性能は変わっている。

なにかと、「設定」すべき項目が増え、当然マニュアルのページ数も増えている。

残念ながら、それを丁寧に読むことは少ない。

 

「タイマー」セットの機能でつまづいた。

従来の機種では、毎朝、「電源が入る時刻」をタイマーにセットしていた。

起き抜けに寒い(あるいは暑い)のはイヤだから、あらかじめ起きる40分前の時刻にセットしていた。

今の機種の初期設定では、

タイマーの「入」にセットした時刻とは、「電源が入る時刻」ではなく、「部屋が設定温度になる時刻」であった。

つまり、事前にエアコンを起動し、セットした時刻には、室温を設定温度にしてくれるいう仕組みだった。

いつ電源が入るかは気温しだいで、エアコンが勝手に計算して決めてくれるという。

 

ある朝、タイマーの「入」の時刻より前に起きたら、エアコンがガンガン稼働していることに気が付いた。

古い機種を使っているときの感覚で、「タイマーが壊れたのでは?」と疑ってしまった。

メーカーに問い合わせると、こちらの思い込みとは異なる仕様であることが判明した。

もちろん、従来方式に設定することも可能である。

 

取説をしっかり読まないのはいけない。

外見は大して変わらないが、組み込まれているソフトウェアは、より複雑、高度な処理に進化している。