幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

タラの芽を狙うのは私だけではなかった

2023-03-30 | グルメ

山菜の王様とも言われる「タラの芽」が伸びだした。

新芽が大きくならないうちに摘んで、天ぷらにするとうまい。

ちょっとしたほろ苦さも春の山菜の特徴で、好きなものにはたまらないもののひとつである。

お蕎麦屋さんなどで、わずかな期間「タラの芽の天ぷら」がメニューに登場することもある。

 

ひとつ二つでは天ぷらにするにも足りない。

そこで、ある程度の数が揃うまで待って採ろうと、タイミングを計っていた。

そんな人は私だけではないようだ。

今朝見に行ってみたら、悔しいことに、既に何本も摘み取られた後だった。

成長が速くアッという間に大きくなり、食用に適する時期を失してしまうのである。

 

 

 

 


狭山丘陵・山口の一本桜

2023-03-29 | 

友人が毎年セットしてくれる、狭山丘陵(埼玉県・所沢市)の「一本桜お花見の会」。

昨日は午前中の雨も上がり、昼過ぎには青空が広がる絶好のお花見日和となった。

最寄駅(西武鉄道・下山口)からのんびりと30分近く歩き、丘を上り詰めると目的の「一本桜」が目に飛び込んでくる。

いつ見ても、この堂々たる樹形にはほれぼれしてしまう。

 

今年は開花が早かったようで、既に、花は殆んど散り終えている。

我々の訪れるのを待っていてくれたかのように、わずかに残る花がいとおしいではないか。

 

花もさることながら、もとよりこの会のメンバーは「花よりだんご」を望むところ。

満開の時期を外していようとも、へこたれはしない。

まだ陽は高いが市街へ戻り、「昼飲み可」の看板を頼りにお店を見つけて開宴となる。

いずれもリタイヤ後の悠々自適のメンバーは、私の他は、元大学教授や重工企業、IT企業で要職を務めた人たち。

みなさん知識・情報は豊富で、写真や旅行の趣味の話から芸者さんの話まで、話題は尽きることない。

次回は、狭山丘陵の自然を友とする友人の「写真集発刊祝」となるかもしれない。

 


ユニークなエレベーターを体験

2023-03-25 | お城

唐津城(佐賀県・唐津市)で珍しいエレベーターを体験した。

 

唐津城は唐津湾を目の前にした、小高い山のてっぺんに建てられている。

 

長い石段を登って大手門に向かうことになるが、この石段がなかなか大変である。

大変であってもまずは正攻法で、こお石段を登って本丸に向かう。

 

頑張って本丸まで登り、さらに天守の最上階まで上る。

そこには、登ってきたものへのご褒美として、素晴らしい眺望が待ち受けている。

 

下りは、あの石段を避けて、大手門とは反対側の、北門に設けられているエレベーターを使うことにした。

ちなみに、高齢者は無料で利用できる。

それがちょっと独特であり、始めて体験するものであった。

エレベーターそのものも、乗降口も、どのビルにもあるものと何ら変わるところがない。

ところが、乗り込んで行き先ボタンを押すと、エレベーターは山の斜面に沿って「斜め」に動き出したのである。

垂直に昇降するエレベーターしか知らない者にとっては、珍しい体験であった。

 


ポテトサラダはお好き?

2023-03-23 | グルメ

居酒屋メニューの中でよく見るのが「ポテトサラダ」。

ビール、酒、焼酎、何にでも合うし、お値段もリーズナブル。

私の好きなつまみのひとつであり、これがあれば必ずオーダーする。

単にポテトサラダと言えども、お店によって材料も異なったり、味にもそれぞれ違いがあったりする。

それがまたいい。

 

先日、旅行先の佐賀市内の居酒屋で出た、「え~!?」と驚きの声をあげた「ポテトサラダ」である。

真っ黒に海苔がトッピングされていて、とても風味付け程度の量ではない。

 

言わずもがな、佐賀は有明海に接する海苔の名産地。

庶民的な料理「ポテトサラダ」のポジションを、「有明のリ」がワンランク上げているように思う。

たっぷりと海苔ごと口に放り込むと、新たに経験する味がひろがった。

 


ライトアップされた満開の桜を楽しむ

2023-03-22 | 

昨日から始まった桜並木のライトアップ。

辺りが闇に包まれる頃、一斉にライトに灯が入り満開の桜が浮かび上がった。

多くの人が夜桜見物に繰り出してきて、写真に収めていた。

遠目には、その人たちのスマホのパネルが、蛍の光のようであった。