山菜の王様とも言われる「タラの芽」が伸びだした。
新芽が大きくならないうちに摘んで、天ぷらにするとうまい。
ちょっとしたほろ苦さも春の山菜の特徴で、好きなものにはたまらないもののひとつである。
お蕎麦屋さんなどで、わずかな期間「タラの芽の天ぷら」がメニューに登場することもある。
ひとつ二つでは天ぷらにするにも足りない。
そこで、ある程度の数が揃うまで待って採ろうと、タイミングを計っていた。
そんな人は私だけではないようだ。
今朝見に行ってみたら、悔しいことに、既に何本も摘み取られた後だった。
成長が速くアッという間に大きくなり、食用に適する時期を失してしまうのである。