幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

ハードディスクをSSDに交換・ノートPC

2022-08-30 | デジタル

先日、デスクトップ・パソコンのハードディスクをSSDに交換した。

始めての体験だったがトラブルもなく、起動をはじめ処理時間がとっても速くなった。

それに気をよくして、処理速度に不満のあった、古いノート・パソコンのHDDもSSDに交換してみた。

 

デスクトップPCの時とクローンを作成するソフトも同じものを使い、USBとSATAの変換アダプターは先日買ってあったのをそのまま使った。

ということで、今回新たに購入したのは「SSD」のみだった。

 

クローンSSDが出来上がったら、PCをひっくり返しバッテリーを外す。

バッテリーが付いたままだと、思わぬトラブルの原因にもなりかねないらしい。

 

次にカバーを開ける。

私のPCはネジ二本を外すだけでカバーが取り外せたので楽だった。

HHDを止めてあるネジを緩めドライブを取り外す(現物を見るのは始めてだった)。

デスクトップPCから外したHHD(写真左)から比べると、同じ容量でありながら2.5インチ(写真右)は軽くて小さい。

 

交換は、SSDを金属のフレームに取り付けてから、シャーシーに固定されたコネクターにSSDを挿し込むだけである。

最後に、SSDを固定するためフレームをねじ止めして、交換は完了である(写真の真ん中あたり)。

作業は、デスクトップの時より楽に終わった。

 

昔ばなしの部類に入ろうが、このマシンはWindows8から10にVerUpしたものである。

多少心配してはいたが、クローン作成途中でトラブルことも無く無事完了したのでホッとした。

カバーを閉じて、早速電源を入れ起動してみた。

全く問題なく、起動に分単位の時間がかかっていたのが短縮し、ストレスを感じなくなった。

ちょっとしたお小遣いで出来た、古いマシンの高速化に満足している。


デジタル社会の今昔・AI

2022-03-13 | デジタル

最近、電子機器、家電などのカタログに、AI(artificial intelligence・人工知能)という言葉がよく登場する。

身近なものでは、エアコンのリモコンにもAIの表示が見られる。

 

私が”AI”について初めて知ったのは、40年以上前に遡ることになるだろう。

その頃、仕事柄、大学や公的な研究機関の、電子、通信関係の研究室をたびたび訪れていた。

国のプロジェクトとして、第五世代コンピュータの研究開発が始まった時期も、重なっていたような気がする。

私自身は全くの門外漢であったが、AIに関する研究者の方たちからお話を聞くチャンスがあった。

遠い昔になるので記憶は断片的になっているが、「知識ベース」、「推論」、「LISP(言語)」などが記憶にある。

チンプンカンプンであったが、あのころの人工知能の研究では、「知識」ということに着目されていたのかもしれない。

「人間のように知識をコンピュータに持たせる」という考え方が強く印象に残り、私のなかで”AI”のイメージとなって固まった。

確かに人間のアタマは、学習あるいは体験して得た知識をもとに、次々と知識を増やして「かしこく」なっていく。

「知能」という限りは、そのレベルは向上していくのが当然だと期待される。

そんなわけで、私の思いは、コンピュータの力で知識を吸収・増殖させていく能力が「人工知能」となる。

 

さて、そうしていくと、よく言われることではあるが、「AIは人間を超えられるか?」ということになってくる。

私は、あり得ないことだと考えている。

それは、私が、古い知識しか持ち合わせていないからに違いない。

人工知能は、今後大いなる進歩をするであろうことは分るが、残念だが、その先が見えないのである。

限りなく進歩したところで、「核のボタン」を人工知能の手に委ねるようなことはないと信じたい。