幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

さよなら2022年

2022-12-31 | 日記

2022年も今日で終わり、また新たな年を迎えます。

拙い文章や写真にも拘わらず、今年一年、このブログをお読みいただいた皆様にお礼を申し上げます。

 

さて、今年もあと10日を残すばかりになった先日、夫婦で「新型コロナ」に感染してしまった。

なんとか重症にはならずに済んだが、自宅内隔離状態で「発症日+7日間」の療養を強いられたのだった。

・発熱、咳などの症状の他、特につらかったのは「のどの痛み」で、生つばを飲み込むのもつらい状態が3日続いた。

・また、臭いがわかなくなり、後遺症に対する不安も感じた。

・症状が重い期間は食欲も無く、口にするのは、水、お茶、ゼリーなどだけで、ただただ安静につとめた。

 

感染確認の前に接触のあった人には、感染させてしまっている可能性があるので、LINEなどで当方の状況をお伝えした。

幸いにして、私たちから感染させたケースはなかったのでホッとしている。

私たちの感染を知って、友人、知人たちが心配してくれ、「買い物にも行けないのだろうから・・・」と食料を届けてくれた。

パン、ジュース、果物、缶詰、のど飴、栄養剤、等々の入った袋を玄関前に置いて行ってくれた。

また、宅配便で、段ボール箱一杯の食品を送ってくれた友人もいる。

いずれも、手間をかけずに食べることができ、かつ飽きないよう、偏りのないものでありとても助かった。

電車でわざわざ近くの駅まで来て、「必要なものがあれば買って玄関先に置いておくから・・・」と電話をくれた友人もいる。

外出もできない状況にあって、人のやさしい心遣いがとてもうれしかった。

普段、何もない時には感じないが、困った時にすぐに対応してくれる人たちには頭が下がる。

 

なんとか徐々に熱も下がり、喉の痛みもなくなり、匂いを感じない症状も解消し療養期間も解除になった。

動きのとれない我々夫婦に対し、サポートしていただいた方たちのお気持ちに励まされた。

 

 

 


「くぬぎ」の歴史を思う

2022-12-16 | 日記

昨日の夕方、いつもの遊歩道の散歩。

西に沈もうとする陽が私の影を作り、なが~く伸びている。

 

大きく成長したくぬぎの木が、競うように天に向かって枝を伸ばしている。

見上げると夕日を受けた葉がきれいに輝き、足もとには散った葉が積もり、歩くと、ときどきブチっとドングリを踏みつぶす音がする。

 

ふと、周りを見渡すと、大きな切り株があった。

倒れたり、枯れ枝が落ちたりする危険を避けるためであろう、時々、このように太い木が根元から伐られることがある。

樹齢はどのぐらいになっているのか、年輪を数えてみると50本ほどの輪があった。

この木から落ちたドングリが新たに芽を出し、大樹に育ってくれるだろうか。

 


「京ちらし」のお昼ごはん

2022-12-15 | グルメ

お昼ご飯は簡単そのもの。

近くの京寿司専門のお店から「京ちらし」をテイクアウト。

酢飯に、玉子焼き・錦糸卵・レンコン・海老・シイタケなど、たくさんの具が載って彩も鮮やかである。

みんなそれぞれおいしいのだが、ピンクのあれ(でんぶ)だけはいただけない!

子供のころから、いまだに、あの甘ったるい味がダメである。

ピンクに着色された色も好きにはなれない。

 

最後に、真ん中にある栗を口に放り込んで、ごちそうさま!


ゆうべの晩ごはん

2022-12-14 | グルメ

昨日は寒さが厳しく、引きこもりの冴えない一日が終わる。

「橙や」さんの暖簾をくぐり、気分直し。

旬の材料は「牡蠣」で、広島産牡蠣を使ったメニューが並び、他に厚岸の生がきもある。

 

例によって、お通しでチビチビ始める。

お通しは白和え。

お酒は「陸奥八仙」をぬる燗で。

青森のお酒のお供には青森のものも一品、「津軽地鶏の串焼き」を焼いてもらう。

そして、いつもの「じゃこサラダ」も欠かせない(これは栄養のバランスを考えて・・?)。

 

牡蠣三昧のメニューからは「牡蠣の山椒焼き」。

牡蠣は一つ一つが大ぶりで、肉厚のいいものである。

始めての食べ方であるが、醤油仕立てのタレに粒山椒の香りが効いてなかなかうまい。

 

他には、寒い季節らしいものに目がいく。

「白子の天ぷら」は鱈の白子を大葉でくるんで揚げたもので、サクッとしたころものなかのトロリとした食感を味わう。

もう一品は「あん肝」

 

いい気持ちに酔いがまわり、締めとする。

いつも、ここの自慢の手打ちうどんで締めるのだが、今の季節にはお餅もいい。

「揚げ出し餅のキノコあんかけ」には、結構なサイズのお餅が2切れも入っている。

そこそこお腹はいっぱいなのに、ペロリと食べてしまう。

 

寒い時期のお酒には「腹のなかから暖める」という言い方もする。

お酒をおいしくする寒さも悪くはない。


冬の花

2022-12-08 | 花木

今週から、急に冬らしい気温になった。

寒さの募るこの季節にならなければ見られない花もある。

 

「山茶花」の赤が、雲一つない青空に映える。

 

幹の丈は6~7mもあろうか、竹の支柱に支えられてそのてっぺんに咲く「皇帝ダリア」。

周りの雑木の葉が落ちてしまっているので、この花の存在は際立っている。