「桜伐るバカ 梅伐らぬバカ」
このことわざを聞いて以来、「桜は伐らないもの」とずっと思いこんでいたが、桜も大胆にその枝を伐られるのである。
昨年の冬、近くの遊歩道の桜並木の何本かは、かなり太い部分をバッサリと伐られた。
素人目には「あれで大丈夫なのかな~」と心配になった。
年が変わって春になり、てっぺん近くに残った枝には花を付けた。
ただ、その姿は去年までとは比べるべくもない。
狭い場所に植えられた不運を嘆く、桜の気持ちが伝わってくるようだ。
「桜伐るバカ 梅伐らぬバカ」
このことわざを聞いて以来、「桜は伐らないもの」とずっと思いこんでいたが、桜も大胆にその枝を伐られるのである。
昨年の冬、近くの遊歩道の桜並木の何本かは、かなり太い部分をバッサリと伐られた。
素人目には「あれで大丈夫なのかな~」と心配になった。
年が変わって春になり、てっぺん近くに残った枝には花を付けた。
ただ、その姿は去年までとは比べるべくもない。
狭い場所に植えられた不運を嘆く、桜の気持ちが伝わってくるようだ。
桜が満開の遊歩道、この「キブシ」に気づく人は少ない。
去年、散歩の途中、一株だけ見つけてその場所を覚えておいた。
ブドウのような花がたくさんぶら下っているはずが、なぜか今年は数えるほどである。
ただでさえ地味な花は、注目されずに素通りされてしまう。
昨日は季節外れの雪に驚いたが、打って変わって今日は春本番を思わせるお天気となった。
昨日の朝、水っぽい大きな雪が降ってきて、いつもは人や自転車の多い道路も人影が少ない。
午前中降り続いた雪も草を白く覆う程度で、午後にはすっかり融けてしまった。
今朝は青空が広がり、気持ちの良い春の陽気となった。
公園の辛夷(こぶし)を見に行くと、数輪の花が開いている。
今日3月20日(春分の日)を、勝手に辛夷の「開花日」と宣言した。
春とは名のみ、三月に入っても冷え込む日が続いている。
とは言え、季節の移り変わりは正直なもの、ところどころで「河津桜」が咲きだしたのを見る。
公園の雑木の芽は硬く、芽吹きはまだ先のこと。
そんな殺風景な木々の中にこのピンクの花をみると「春は近い!」と感じさせてくれる。
厚いコートを脱ぎ捨てるまで、もうちょっとの辛抱である。
公園の木々は色づき始め、珍しい木の実が落ちていることもある。
拾ってタネを取り出してみるとそれぞれ特徴があり、その言い伝えなどを調べて見るとなかなか面白い。
「まさか~?」と思いながらも、その言い伝えを信じてみるのも一興であろう。
何週か前に採ってそのままにしておいた「カラスウリ」。
タネは大黒様のもつ「打ち出の小づち」の形に似ているといわれ、そういわれればそう見える。
財布に入れておくと金運に恵まれるとか・・・?
無患子(ムクロジ)の実は、今も時々落ちている。
実は乾燥すると半透明になり、中のタネが離れ振るとカサカサ音がする。
皮を破ると黒豆のように真っ黒なタネが出てくる。
調べて見ると、昔、果肉は石鹸代わりに使ったようであり、タネは羽根つきの羽に使われたという。
また、タネは災厄除けのお守りになるとか・・・?。
最近見つけたのが「せんだん」。
「せんだんは双葉より芳し」と言われるあの「せんだん」らしい。
タネを採り出すと固くて変わった形のタネが出てきた。