幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

wufi中継器を使ってみた

2024-04-23 | オーディオ

使っているオーディオ・アンプには、インターネット・ラジオを聴くアプリケーションが備わっている。

但し、NETとのインターフェースは有線LANのみ。

家電量販店をブラブラしているときに、「wifi中継器」が目に入った。

仕様を見ると、LAN端子が一個用意されているのが分かった。

 

もとはwifiの電波が届きにくい時に改善する目的などで使われるようだが、私の場合は「wifiから有線」に変換することだけに使うことになる。

たばこの箱ぐらいの大きさの製品を電源コンセントに直接さし、LANケーブルをアンプに繋ぐだけである。

接続設定も簡単で、ルーターの親機とは簡単につながった。

北米→USA→ニューヨーク→JAZZなどと検索を進めると、バラバラと放送局がたくさん表示される。

中から好きな放送局を選び、次々放送される曲を、BGMとして聴き流している。

 

 


デジタル社会の今昔・オーディオ

2022-03-02 | オーディオ

聞きたいことがあって、オーディオ・メーカーのサポート窓口に電話をした。

ところが、電話がいきなりプチッと切れてしまう。

カリカリきながら、その会社のWEBサイトでチェックしてみて驚いた。

「事業活動を停止、破産手続き開始の準備に入る」と掲載されていた。

さらに、サポート情報のページには「問い合わせや修理依頼のメールには一切返信できない」とあった。

 

昭和世代には、オーディオを趣味にする人が少なくなかった。

一昔前、今のように家電量販店が方々にあるという時代ではなく、商品の揃った「秋葉原」まで出かけた。

ああでもない、こうでもないと言いながら、何べんも足を運び、望みの構成に近付けるのが楽しみであった。

アンプ、スピーカー、レコードプレイヤー、カセットテープデッキ、FMチューナーをラックにセットしたのが最初だった。

もちろんアナログの製品であり、デジタルと名のつくものは何もなかった。

 

時代は変わり、今のアンプは私にとって4台目であるが、ソースはデジタル中心になった。

USBメモリーを挿したり、スマホやインターネットなどに繋ぐことが、当たり前に出来るようになった。

音楽はダウンロード・サイトで購入するのが、世の潮流のようだ。

横着ものの私には、インターネット・ラジオを流しっぱなしにしておくのがラクチンでいい。

 

デジタル化、インターネットの拡がりにより、昔とは製品の選びかたが違ってきているのは間違いないだろう。

かっては、総合電機メーカーはもちろん、たくさんのオーディオ専門メーカーが製品を出していた。

残念ながら、私の記憶にはあっても、その後、名前を聞かなくなったブランドもある。

時代の波を捉えられず、消えていったのかもしれない。

 

私の使っているアンプ、スピーカーは、故障など全くなく使用上なんの問題もない。

市場には一定の評価をされているメーカーに見えたし、まだまだ使うつもりでいる。

困るのは、なにか困ったときにサポートが受けられないのはつらいのである。

 


TV音声の聞き取りにくさを補う「手元スピーカー」

2021-12-24 | オーディオ

ちょっと切ない話を一つ。

 

年を重ね、近頃テレビの音が聞き取りにくくなっている。

他に指摘されるまでもなく、ボリュームは年々大きくなっていることは自覚している。

「耳が遠い」というより、聞こえている音を「認識する能力の衰え」を感じている。

それでも、アナウンサーの声だけは、ほぼ問題なく聞き取れる。

それは、アナウンサーの人たちは、発声の基本から訓練されているからのように思える。

聞き取りやすいのである。

それに反して、ドラマや映画の、人がささやくようなシーンは全くお手上げである。

 

そこで、「手元スピーカー」というのがあることを知り、早速購入した。

年寄り向きの商品らしく、取説の文字は大きく、ケーブルの接続も分りやすい。

① まず、送信機とテレビとを光ディジタルケーブルでつなぐ。

② 送信機の電源ケーブル(USB)のACアダプターをコンセントに挿す。

③ テレビの音声出力をPCMに設定。

④ リモコンとしての機能するように設定。

⑤ スピーカーを送信機に載せ充電。

以上でセット完了となる。

 

ワイアレスなので、テレビとの距離の制限以外は置き場所は自由である。

また、それ自体がテレビのリモコン機能もそなえているので、とても便利である。

聴いてみると、心配していた、テレビの音声に対する音の遅延を感じることはない。

すぐそばから音が出てくるので、テレビのボリュームをうるさいほど挙げなくても済むようになった。

 

 

 

 

 

 


古いオーディオ機器の再利用

2021-12-15 | オーディオ

暮れが押し迫らないうちにと思い、少しずつ不用品の整理を始めた。

まずは机の周り。

「目に入らなければいいや!」とばかり、足下などに押し込んでおいたものが出てくる。

 

何年も使っていない「ボイスレコーダー」が出てきた。

これを音楽プレーヤーとして使うことで、捨てずに、もう少し活躍してもらうことにした。

PCから、以前に音楽配信サイトで購入した音源をボイスレコーダーに転送した。

再生してみたが音が出ない。

思いだしたのは、その音源は「ハイレゾ」のフォーマットだったことである。

残念ながら、このレコーダーではサポートされてない。

仕方なく、別なフォルダーにあった、MP3のフォーマットで保存していたものを使った。

こちらは問題なく再生ができたので、好きな曲ばかり、取り敢えず30曲ばかりをコピーした。

 

アンプやスピーカーは、これも奥の方に隠れていたのを引っ張り出した。

小型の真空管のアンプである。

夜、少し灯かりを落とすと、真空管の灯が、ほんわかとした雰囲気を作ってくれるので気に入っている。

 

本立ての中に納まるので場所も取らないし、オペレーションが煩雑でない。

何にもまして、自分な好きな曲だけが流れてくるのがいい。

今は、X'masソングが次々と・・・。