幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

クリスマスの夜ワインで乾杯

2021-12-26 | グルメ

クリスマスだと言って、はしゃぐ年でもないが、昨晩は「JuJu’s Cafe」さんで一杯。

今年のラスト・コールとなる。

 

エントランスはきれいなイルミネーションで飾られていて、明るく迎えてくれる。

飾りつけは、けばけばしい感じが無く大人の雰囲気で、このお店らしくてとてもいい。

 

オーナーご夫妻の好意により、私のレコードを持って行ってかけてもらった。

ずいぶん前に、妻と「旧婚旅行」に出掛けたとき、ニューオリンズで買ったものである。

我が家のレコードプレイヤーは処分してしまい、レコードも処分した。

そのため、たった一枚残したこのレコードを聴くこともできなかったのだが、久しぶりに聴くことができた。

ピアノ、トランペット、トロンボーン、バンジョーなどの音を、JBLがはじけるように鳴らしてくれる。

小さなライブハウスの光景が思い出され、とても懐かしかった。

 

チーズや生ハムの他に、おいしそうに焼かれたチキンをいただく。

付け合わせの野菜の彩もきれいだ。

ワイングラスを挙げ、”メリークリスマス”の乾杯をする。

 

お気に入りの音楽を聴きながら、お近くにお住まいだという常連さんと楽しく話が弾んだ。

楽しい時間はアッという間に過ぎ、いい時間になってしまい腰を上げる。

外に出ると師走の風が冷たく、あわててダウンのフードを被る。

背中からジュジュさんの「良いお年を!」の声が飛んできた。

もう今年もそんな時期なんだ。

 


ギネス記録に挑戦する若者

2021-12-25 | 日記

近くの公園で、クリスマスに因んだイベントが行われている。

ライブ演奏があり、いくつかの模擬店も出ている会場で、ある若者に声をかけられた。

「灯篭を手渡しする人を集め、その数をギネス記録にしたい」という学生のグループの一人だった。

私から見れば全く意味のないことのように見えたので、その狙いを訊いてみた。

「このことを通じて町のイベントに参加し、ひいては地域活性化につなげたい」と、大真面目な答えが返ってきた。

地域活性化にどれほど結び付くのか疑問を感じながらも、そのチャレンジ精神はよし。

素より野次馬根性は旺盛、ましてや忙しい身ではないので協力することにした。

 

この灯篭を、左の人から灯篭を受け取り、右に渡すという名演技(?)を動画に納められた。

リハーサルは一回、本番は一発でOKが出た。

 

今日は、30人ぐらいを目標にしているという。

協力してくれる人を口説く係、撮影する係、ともに頑張って!

このチャレンジが成功すれば、それが話題となり、夏の「灯りまつり」は、今まで以上に盛り上がるであろう。


TV音声の聞き取りにくさを補う「手元スピーカー」

2021-12-24 | オーディオ

ちょっと切ない話を一つ。

 

年を重ね、近頃テレビの音が聞き取りにくくなっている。

他に指摘されるまでもなく、ボリュームは年々大きくなっていることは自覚している。

「耳が遠い」というより、聞こえている音を「認識する能力の衰え」を感じている。

それでも、アナウンサーの声だけは、ほぼ問題なく聞き取れる。

それは、アナウンサーの人たちは、発声の基本から訓練されているからのように思える。

聞き取りやすいのである。

それに反して、ドラマや映画の、人がささやくようなシーンは全くお手上げである。

 

そこで、「手元スピーカー」というのがあることを知り、早速購入した。

年寄り向きの商品らしく、取説の文字は大きく、ケーブルの接続も分りやすい。

① まず、送信機とテレビとを光ディジタルケーブルでつなぐ。

② 送信機の電源ケーブル(USB)のACアダプターをコンセントに挿す。

③ テレビの音声出力をPCMに設定。

④ リモコンとしての機能するように設定。

⑤ スピーカーを送信機に載せ充電。

以上でセット完了となる。

 

ワイアレスなので、テレビとの距離の制限以外は置き場所は自由である。

また、それ自体がテレビのリモコン機能もそなえているので、とても便利である。

聴いてみると、心配していた、テレビの音声に対する音の遅延を感じることはない。

すぐそばから音が出てくるので、テレビのボリュームをうるさいほど挙げなくても済むようになった。

 

 

 

 

 

 


小豆島産「オリーブオイル」

2021-12-22 | グルメ

東京では良きビジネス・パートナーだった友人のTさんが、何年か前に小豆島にUターンした。

「オリーブを植えているんだ」という話を聞いたのは、ずいぶん前のことである。

小豆島産オリーブオイルは徐々に生産量が増えているのか、食用や化粧品などの宣伝を見るようになった。

 

Tさんの畑で収穫されたオリーブが使われているオイルを送っていただいた。

うれしいことに、毎年、搾りたてが製品になると、すぐに送っていただく。

 

聞いてみると、彼のオリーブ畑は、まともに風を受ける場所にあるらしい。

今年は、大きく成長した木が風で倒れたり、枝が折れたりの被害を被ったという。

小豆島は穏やかなところだとイメージしているが、そんな強い風も吹くとは驚きである。

 

Tさんには、いつの日にか「オリーブの摘み取りを手伝わせてほしい」とお願いしている。

そんな話をすると、やんわりと「ムリ、ムリ、邪魔をしに来ないでくれ!」というニュアンスの言葉が返ってくるのである。

 


あまおう(苺)

2021-12-22 | グルメ

福岡に住む親せきが、珍しいイチゴ(あまおう)を送ってくれた。

福岡県特産の苺で、その名前は「甘王」とか書くのかと勝手に想像したら、全く違った。

名前の由来は、「あまい」、「まるい」、「おおきい」、「うまい」の頭文字からきているようだ。

 

高級品種らしく、一粒一粒保護材に包まれて、段ボールのケースに入って運ばれてきた。

輸送は冷蔵状態のため、ひんやりとしていて傷んだ箇所もない。

 

「あまおう」はフルーツ専門店にはあるのかもしれないが、私にとっては手が届かず、口にするのは始めてである。

食べてしまうのがもったいないような色つやをしている。

一口かじってみると、その名の通り、甘さが口いっぱいに広がる。

その美味しさに、全部いっぺんに食べてしまいたい衝動にかられながらも、明日以降にその楽しみを回すことに。