ムラサキシキブの花が咲いている。
秋になると、紫色の実が付く。
「花」はうすい紫、「実」は濃い紫、どちらも紫色である。
花、実のどちらがこの木の名前「紫式部」の由来となったのであろうか。
木は私の背を越す高さになっている。
葉が繁り、何ということのない藪にみえ、通り過ぎてしまう人も多い。
ムラサキシキブの花が咲いている。
秋になると、紫色の実が付く。
「花」はうすい紫、「実」は濃い紫、どちらも紫色である。
花、実のどちらがこの木の名前「紫式部」の由来となったのであろうか。
木は私の背を越す高さになっている。
葉が繁り、何ということのない藪にみえ、通り過ぎてしまう人も多い。
近くの遊歩道に、珍しい「八重のどくだみ」がある。
この季節には、いたるところでどくだみの花を見るが、八重の花は本当に珍しい。
散歩に出ると注意して見ているが、私は、ここ以外では見たことがない。
わずか畳半分ぐらいのスペースに集まっている。
こちらは、普段よく見る花弁が4枚のどくだみの花。
一重、八重、いずれも真っ白で可愛らしい花である。
その名前で損をしているかもしれない。
ノラボウ菜のタネが採れた。
かき菜とも言われ、早春、新芽が柔らかいうちに摘んで食べるのがおいしい。
葉物野菜が少ない頃に重宝するので、毎年たのしみに栽培している。
暖かくなると、菜の花を楽しむことができる。
その後、初夏になり、枝やさやが枯れてくるとタネが採れる。
枯れたさやからは、ぱらぱらとタネが落ちる。
段ボール箱に新聞紙を敷き、その中にタネを入れ、天気の良い日に日光に当てて乾燥させる。
昨年は、小分けしてほしい人に持って行ってもらった。
このタネの兄弟ダネが、どこかで同じように乾燥されているかもしれない。
そよ風に白と青の「千鳥草」が揺れている。
たぶん、千鳥が飛ぶ姿を連想して、この名前が付いたのであろう。
話しは飛ぶが、名城「松江城」(島根県)は「千鳥城」とも言われる。
この城の破風が千鳥の羽を広げた格好に似ていたことから、このように呼ばれているのだという。
残念だが、そもそも私は「千鳥」という鳥を見たことがない。
そのため、逆に、「千鳥草」の揺れるのを見て、空を舞う「千鳥」をイメージしているのである。
「・・・・!」、「・・・・?」
野鳥の生態に詳しい方ならご存じかもしれないが、私は始めて見た鳩の行為にびっくりさせられた。
鳩(キジバトだと思う)はよく見る野鳥だが、他の鳥を含めこんなのを見たのは始めてである。
人間世界で言う「口づけ」のような行為を繰り返していた。
くっついては離れ、離れてはくっつき、見ていて飽きるほど繰り返していた。
どちらかが嫌がる様子もなく、「繰り返していた」点を強調したい。
すぐそばにいた別な鳩は、なんの興味も関心も無いように、知らんぷりをしていた。
ケンカ、じゃれ合い、求愛・・・、なんだか分からない。
いっしょに見ていたオバサンが言うことに、「仲いいわね~」。
そんなことにしておこう。