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幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

徳島では「阿波尾鶏」に「阿波おどり」

2025-05-20 | 旅行

徳島に着いた夜、観光案内ステーションで入手したグルメMAPを手に早目の夕食に出かける。

地鶏「阿波尾鶏(あわおどり)」は、食べて帰りたいものの一つだった。

阿波尾鶏のメニューがあるお店は、グルメMAP上に鶏のイラストが描かれているので分かりやすい。

魚介と鶏料理のお店に入り、鶏料理は「とりの塩焼き」を頼んだ。

脂分は少ないがパサつかず、適度な歯ごたえのある肉質である。

シンプルな味付けで、くせのないさっぱりとした味わいがお酒(ビール&ワイン)のペースを速める。

 

早目の夕食を済ませると、「阿波おどり会館」の「夜のおどり」の開演に間に合う時間であった。

ちょっと酔いの回ったふらつく足で会館へ急ぐ。

阿波おどり会館では、一年中、昼と夜の公演が行われていて、本場の阿波おどりをナマで見ることができる。

 

「夜のおどり」は、「連」といわれるグループが日替わりで公演を行っている。

幕が上がると、あの聴き覚えのある演奏にのっておどりが始まった。

揃いのゆかたの踊り手が演ずる、一糸乱れぬリズミカルなおどりに目を見張った。

初めて見た阿波おどりは、とにかくきれいだった。

 

途中、おどりのステップや手の動きの指導もあり、「連」の皆さんと一緒になって踊る「体験コーナー」がある。

誘われるままにフロアに下りて、チャンカ・チャンカ・チャンカ・チャンカの演奏に合わせて手足を動かしてみる。

鐘・大太鼓・小太鼓・三味線・笛のパワフルな演奏が、慣れない動きを後押ししてくれる。

フランス、イギリス、台湾・・・、外国からのお客さんも多い。

 

1時間弱の公演が終わり、ロビーで「連」のみなさんと記念写真を撮ってから、会場の「阿波おどり会館」を後にする。

「阿波おどり」を体験したあとだけに、まだ耳にはあの演奏が残り、帰途の足取りはステップを踏んでいるように軽やか。

「阿波尾鶏」のおいしさと「阿波おどり」の楽しさが重なったいい夜だった。



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