幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

週末はワインでリラックス

2023-02-26 | グルメ

何も週末でなくても・・・と思うのだが、一杯やる気分になるのは週末になる。

昨日は、メインのお料理が「牛すね肉の煮込み」と分っていたので、「juju's cafe」さんで晩めし。

私の好きな料理のひとつである。

 

サラダは、菜の花、ビーツ、舞茸、白いきくらげ、キンカン。

オーナーお手製のドレッシングがかかっているが、ビーツは「墨塩」で頂くのが珍しい。

 

ワインによく合うブッラータ・チーズのカプレーゼもお勧めのひとつ。

どちらかと言うとあっさり味のチーズである。

丸いチーズを割った時、中のクリームがとろけるように交じり合っておいしい。

 

お目当てのメインは、オーナーご自慢の煮込み料理「牛すね肉のトマト煮込み」である。

硬いスネ肉も、時間をかけて柔らかくなるまでじっくり煮込んである。

ワインとトマト味の料理は、私の好きな組み合わせである。

 

いつもお会いする常連さんや、オーナーご夫妻との会話を楽しみながらワインも進む。

音楽の話、旅の話、スポーツの話、さらには、夫婦の馴れ初めの話まで話題は留まることなく広がる。

楽しく食事を終えて外に出ると、すこし風が出てきていた。

2月の後半ともなれば、酔った顔に当たる風はむしろ心地よい

 


コトコトコットン、水車は回る

2023-02-23 | 日記

この動きを見ていると、しばらくは飽きることがない。

ふるさと村(東京・小平市)にある水車である。

直径が3m弱ほどであろうか、水の流れを受けてゆっくりと回る。

おそらく、水車の回転を速めるには、水路に流れる水量を増やすのであろう。

 

水車小屋の内部を見ると、太い心棒(回転軸)の先端に木製の歯車が取り付けられている。

心棒にある歯車を移動させ、水平に回るもう一つの歯車に嚙合わせるようになっている。

歯がかみ合うと、歯車についている「石臼」がまわり、上から落ちてくる穀物を挽いてくれるというわけである。

「粗びき」にするか「細かく挽くか」は、上から落とす穀物の量で調節らしい。

 

このほかに、米などを搗く杵(きね)がある。

こちらは、杵を上下させ穀物を搗く部分である。

 

いずれも、セットさえしておけば無人で働いてくれる「精米機」であり「製粉機」である。

例えば、朝「小麦」をセットしておいて、お昼休みに「小麦粉」を回収する、というように利用出来たはずである。

昔は、村にある何か所もの水車小屋から、コットンコットンと音がしていたのであろう。

消費電力はゼロである。


咲き始めた「河津桜」

2023-02-19 | 花木

桜のシーズン到来が近いことを告げる、近くの公園の「河津桜」。

木によって、そして枝によって、早い・遅いはあるが少しずつ咲き始めている。

気温がぐ~んと上がった日曜日、今日は公園の人出も多かった。

 

濃いピンクが春を待つ気持ちをワクワクさせる。

 


カルガモ観察日記・縄張り争いは一段落か

2023-02-18 | 野鳥

この池で、先日まで別のカップルがやってきて、カルガモどうしが子競り合いをしていた。

このところ争う姿を見なくなったので、しばしの平和が訪れているようである。

それとも、「本物件 成約済み」となったのか?

 

今朝は、毎年巣作りする「島(花しょうぶの鉢)」に上って、のんびりとしていた。

首を180度曲げ、背中にくちばしを埋めている。

人間にすればとてもつらそうなポーズであるが、この姿勢は休んでいるときによく見かける。

 

パートナーは、少し離れたところにたたずんでいる。

胸の羽を目いっぱい膨らませ、寒さをしのいでいるかのようである。

 

カルガモの繁殖期は4~7月ごろらしい。

このカップルは無事に子育てが出来るのか、これからが楽しみである。

 


十割そばとふきのとう

2023-02-17 | グルメ

三寒四温のころとなり、徐々にではあるが暖かい日が増えてきたような気がする。

あいにく昨日は「寒い」一日になった。

そんな日には冷たくキュッとしまったお蕎麦が、またいいものである。

最近、時々出掛ける「蕎麦ダイニング俊」さんへ。

 

「そば前」は日本酒を2合。

以前、軽井沢の有名なあるお蕎麦屋さんのことを、なにかで読んだことがある。

そのお店では、どんなエライ方が現れても「そばの味が分からなくなる」と言って、お銚子2本までしか出さなかったそうだ。

今でもそうなのかは知らないのだが、私も、蕎麦の前にはそれにならって2合まで・・・。

おつまみは、鴨の生ハム、鯛とカニのすり身の握り揚げ、もつ煮込みを注文し、酔鯨(高知)の純米酒をチビチビやる。

 

お目当ての蕎麦は、ざる蕎麦に、この季節らしく「ふきのとう」の天ぷらがあったのでそれを付けてもらう。

蕎麦をすする合間に口に運ぶふきのとうのもつ苦味が、さらに食欲を増すようである。

このお店にはユニークな特徴がある。

その一つに、辛い「そばつゆ」が好みの人のために、テーブルには「返し」の入った容器が置いてある。

そばつゆに、その返しを注して調整することが出来るのだ。

 

蕎麦を食べ終わるころ、もう一つの特徴である「そば湯」が出てくる。

ゆで汁ではなく、その都度、そば粉をお湯に溶いて作ってくれるのである。

だから、トロッとして蕎麦の香りをたっぷりと楽しむことが出来る「そば湯」なのである。

 

酒の強くない私は、酔っぱらってしまっては蕎麦の味が分からなくなる。

すこ~し飲んだ後の蕎麦が美味しいと感じる。

「そば前」として飲むお酒は、蕎麦をおいしくする「おクスリ(薬味)」なのかもしれない。

だから私は、ネギなどの薬味は使わない。