下記にマン女子が行った相談者の魂の「真の願い」を知るために行う方法が述べられているが、
この方法ではなく、
何でも心に浮かぶことを浮かんだままに5分間記述するという、
「自由連想記述」というカウンセリングの手法でも、
よいのである。
この方法はとにかく毎日5分間ノートに記すだけなのだが、
これをカウンセラーが通読すると
患者の「真の願い」が判るのである。
なおこれは投稿者の私が青年時代神経症だった際に体験した方法でもあるのだ。
(祈りの科学 谷口雅春)
【マン女子が、人生問題の解決のために女史を訪れる人達から、その人達の魂の「真の願い」を探るために行っている所の一つの方法があるのである。それはどんな方法であるかというと幼児時代から始めてその人自身の宗教的及び教育方面の訓練又は教養を詳しく経歴書に書かせることであった。同時に自己の感情の歴史ともいうべき憎み、恐怖、みたされざる願い、希望、野心等を詳しくそれに書かせるのである。それを一読すると、その人の魂を貫いている所の感情生活の主流がどの方面に傾いているかということがわかるのである。そしてその人自身が書いた所の言葉を通して知らず識らずその人の魂が何を求めているのか、現在の悩みがどこから来るのかが暴露されるのである。無論暴露するだけでは相手の悩みは除かれないのである。
祈りを通して、祈りの心持を以ってその悩みを正しき方向にむけかえてやらなければならない。そしてその人自身の書いた経歴を通して、その人がどの方向に進んで行くのが適当であるかを発見するのである。】