理屈ヌキで洋画が好きだ

洋画に出てくる主人公は
皆個性があり、
それなりに魅力的だ。
容姿も生き方もかっこよく、
ひきつけられることも多い。
映画の監督は
何かを訴えたいとか
主張したいとか
何かあって
映画を作っている。
私が日本映画でなく
洋画の方が好きなのは
理由が特にあるわけはないが、
私は仏文学を専攻したし、
英語も好きだったし、
今に始まったことではない。
だいたい好き嫌いに
理由なんかいらない。

洋画を観るのが好きである

私は疲れていて
何もしたくない時は
よく
ケーブルテレビの
シネフィルイマジカか
ムービープラスで
洋画を見る。
ここ３、４日で
もう４本くらい観た。
映画には筋があるし、
主人公がいるから、
主人公に同化して観るから
面白いのである。
しかも
何らかの主張も
映画にはあるので、
観る価値も
あるのである。

現象の奥に実在する円満完全を自覚する！

真理からいうならば
現象界は
自己の心の展開である。
それならば、
台風だって
自己の実相の心が
現象の自分の念（こころ）と重なって、
展開しているということになる。
ただ現象の心は
「重複創造」の心であり、
実相の心と
物質有りの心とが
重複しているものであるから、
現象をただの物質世界だと思ってしまうと、
不安の心が絶えないことにもなる。
物質は念の波動であって
実在するものではなく、
でも実はその現象の奥に
円満完全大調和の理念世界が
実在するのであるという真理を
悟る必要があるのである。
実相を観によって現象化する。
これこそ正法眼蔵が説いていることであり、
谷口清超氏の「正法眼蔵を読む」は
内容はちょっと難解だが
このことを
分り易く教えてくれている。

「絶対安全」の心の確立を！

私は
台風が今日のように
やって来るなんて
予想していたわけではない。
それでも
今日台風が来た。

この台風が現象化してきたことは
心の法則からいうと、
やはり
自分が過去に思ったことがあるにちがいない。
しかし私が思わなくても
私の潜在意識の思いの顕在化でもあるし、
他の人たちが思った思いの重なった
集合的な想念の結果でもある。

現象に起こることが
過去のあるいは過去世の
思いの結果だとすると
未来が心配でしょうがないという気持ちに
しょっちゅうなることにもなるが、
でも逆に
悪いことなど起こりっこないという心を
自分で作ることだってできるわけだし、
何か起こったって
自分はその難から逃れられるという「絶対安全」の心を
作ってしまうことだって
可能である。