神想観のコツ

神想観の時に
この現象の世界の奥には
神の国が横たわり、
自分自身がその中心にいる神の子である、
という真理を
「幼児の心で」
そのまま
感謝して受け入れることができると
実相の素晴しさが、
言換えると
神に属するあらゆる素晴しさが
顕現してくるのである。
幼児の心になって、
神の国を観ずるということが
なかなかその心境になり得ないために、
実相を顕わすことが難しいと
言う人は多い。
その言については、
私もとてもよくわかる。
でも大阪へ行く電車に乗っていれば、
理屈を言おうが言うまいが
大阪へ行くのである。
この現象世界は
そう見えないかも知れないが、
実は実相世界（神の国）であるのである。
無我になって（幼児の心で）
現在すでに実相世界にいることを
感謝して受け入れることが、
神想観のコツであると
言われている。

良い教育をするには、教師が実相を顕わすことである

私が教えている
学習教室での経験から
こんなことが分った。
私が修行を重ね、
少しずつ実相が顕われて来るにつれて、
自己を信頼できるようになり、
教師としての自分に
自信が持てるようになってきた。
そうすると、
ますます、
教材研究もしっかりとするし、
自分の言動も
教師らしいものに
自然になるのである。
また自分が信頼できる存在であるという自覚が
子供たちも同様に
そのような善い子たちに
見えてくるに到るのである。
心に確信することが
現象として現われるのであるから、
これは
「三界は唯心の所現」という心の法則にも
合致している。
であるから、
良い教師になるためには、
自己の本質である実相が
顕われてくることを
心がければいいのだと
私は信じている。