今日(8月8日)は「ヒゲの日」。
日本ワーナーランバード(シック)が1978(昭和53)年に制定。漢字の「八」が髭の形に似ていることから八月八日を髭の日にしたとか。
因みに、infoseekマルチ辞書(大辞林)で、「ヒゲ」を調べてみると、ヒゲには髭・鬚・髯と3つ有り、「髭」はくちひげ、「鬚」はあごひげ、「髯」はほおひげ、の意で書き分けるとあり、ヒゲの生える場所によって漢字を使い分けるらしい。だから、ここでは、ひげ全般をのことを書いているので、以下ひげは仮名で「ヒゲ」と書くことにする。「ヒゲ」は、男性ホルモンによって発毛が促されるため、思春期以降の男性に多く生える。そして、髭の有無やその容態はその人の印象に大きな影響を与えることから、殆どの成人男子は「ヒゲ」の手入れを日常的に行っている。世の中には面白いホームページがある。以下参考に揚げた「ひげづきあいを愉しむ会」などと言うものがあり、その中の”ヒゲと歴史”を見ると、古代エジプトの男性は髪もひげも剃るのが普通だったが、ファラオだけは権力の象徴として立派な付けひげを使用していた。この付けヒゲ、長くそりかえったあごひげで、金属製のものもあり、王女たちも黄金の付けひげをつけていたのだった。とある。そういえば、ツタンカーメン像など見るとそうだね~。それは、初期の古代ギリシアでは、あごひげは伸ばして手入れするのが身だしなみだったが、紀元前4世紀、マケドニアのアレクサンダー大王が「戦争中にひげをつかまれると不利になる」との理由で「ひげを切る令」を発令。その影響で、ギリシアでもヒゲを剃るのが常となった。一説によると、史上初の「理髪所」ができたのは、このときだという。
「ヒゲ」は、成年男子のシンボルとしてみられることもあり、イスラム教圏では「ヒゲ」を生やしていない男性は一人前と見られない。
そして、日本でも、今の時代は、老いも若きも「ヒゲ」を生やした人が多くなったね~。大流行である。なぜこんなに、流行っているんだろう。髪の毛が伸びると同じように「ヒゲ」も伸びるんだから、それを伸ばして、頭の毛と同じように、いろいろな形にしても悪いわけではない。しかし、なぜ、今になって急に生やしだしたのか?。威厳を保つためか?、威嚇のためか?それとも、自己主張のためか?いや、誰か有名人の真似をしているのか?おしゃれのためか・・・?。我が弟も定年を迎えた途端に「ヒゲ」を生やしだした。私も、若い頃、「ヒゲ」も生やしてみようかと思ったことはあるが、年をとって生やした「ヒゲ」は、白髪ヒゲなので老けて見えのると、人が皆伸ばしてるとそれを真似たようになるので止めた。私は、人の真似をするのが嫌い。そう言えば、明治維新後に、新政府の要人達の間で「ヒゲ」が流行ていたね~。
大久保利通や伊藤博文、山県有朋…などなど、みな立派な威厳のある「ヒゲ」を生やしている。これは明治の開国後、欧米諸国を訪問した伊藤博文や大久保利通達が、西洋人達の立派な「ヒゲ」に威圧され、特に政治的・思想的に大きな影響を受けたドイツの宰相・ビスマルクの「ヒゲ」に感化され、自分たちも外見的な威厳を備えたいと伸ばし始めたのが新政府要人間に流行し始めたようだ。
もっと過去にさかのぼると、古代の律令制時代には聖徳太子や菅原道真などに見られる「ナマズヒゲ」が見られ、戦国時代には加藤清正などにみられるちょっと威嚇的な「ヒゲ」がみられる。 このように、結構、時代によって、「ヒゲ」の形にも流行があるようだが、現在の政治家達の中には、「ヒゲ」を生やしている人は殆ど見られない。その代わり、明治時代には余り、庶民が「ヒゲ」など生やしていなかったのに、今は、一般の庶民が色んな形の「ヒゲ」を生やしており、当時とは逆だ。
これは、今の時代の政治家は威厳を保つことよりも、優しい顔で国民の人気を得ることの方が重要で、逆に国民が「ヒゲ」など生やして居直っていると言うことかな?「ヒゲ」もファッションのつもりなのだろうが・・・「無精ヒゲ」はいただけない。生やすならちゃんと手入れをしてもらわないとね。
同じく参考の「ひげづきあいを愉しむ会」を見ると、ヒゲの多い・少ない・濃い・薄いといった個人差は、男性ホルモンの量や年齢など生理的な要因以外に、人種的な要因もある。例えば、寒冷地では防寒の役に立つことから濃い人が多いとされ、人種学的には人種の混合の多い国の人ほど多毛であるという説もあるが、日本人は概してヒゲの薄いほうだといわれている。髪の毛やわき毛、陰毛が人体の大切な部分や弱い部分を保護したり、まゆ毛が目に汗が入るのを防いだりするように、毛には何らかの役割があるとされる。しかし、成人男性のヒゲの役割については、まだはっきりとは解明されていない。一説には、ニワトリの雄のとさかや、ライオンのたてがみのそろうように、雄としての成熟度や男らしさを誇示し、雌を引きつけるためともされている。しかし本当のところは謎であるらしい。しかし、ヒゲを伸ばして男らしさを証明できるものでもないよね~。
(画像は、コレクションの一つ、ドイツの髭徳利。江戸末期のもの)
参考:
髭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%AD
ひげづきあいを愉しむ会
http://www.higekai.jp/history/index.html
日本ワーナーランバード(シック)が1978(昭和53)年に制定。漢字の「八」が髭の形に似ていることから八月八日を髭の日にしたとか。
因みに、infoseekマルチ辞書(大辞林)で、「ヒゲ」を調べてみると、ヒゲには髭・鬚・髯と3つ有り、「髭」はくちひげ、「鬚」はあごひげ、「髯」はほおひげ、の意で書き分けるとあり、ヒゲの生える場所によって漢字を使い分けるらしい。だから、ここでは、ひげ全般をのことを書いているので、以下ひげは仮名で「ヒゲ」と書くことにする。「ヒゲ」は、男性ホルモンによって発毛が促されるため、思春期以降の男性に多く生える。そして、髭の有無やその容態はその人の印象に大きな影響を与えることから、殆どの成人男子は「ヒゲ」の手入れを日常的に行っている。世の中には面白いホームページがある。以下参考に揚げた「ひげづきあいを愉しむ会」などと言うものがあり、その中の”ヒゲと歴史”を見ると、古代エジプトの男性は髪もひげも剃るのが普通だったが、ファラオだけは権力の象徴として立派な付けひげを使用していた。この付けヒゲ、長くそりかえったあごひげで、金属製のものもあり、王女たちも黄金の付けひげをつけていたのだった。とある。そういえば、ツタンカーメン像など見るとそうだね~。それは、初期の古代ギリシアでは、あごひげは伸ばして手入れするのが身だしなみだったが、紀元前4世紀、マケドニアのアレクサンダー大王が「戦争中にひげをつかまれると不利になる」との理由で「ひげを切る令」を発令。その影響で、ギリシアでもヒゲを剃るのが常となった。一説によると、史上初の「理髪所」ができたのは、このときだという。
「ヒゲ」は、成年男子のシンボルとしてみられることもあり、イスラム教圏では「ヒゲ」を生やしていない男性は一人前と見られない。
そして、日本でも、今の時代は、老いも若きも「ヒゲ」を生やした人が多くなったね~。大流行である。なぜこんなに、流行っているんだろう。髪の毛が伸びると同じように「ヒゲ」も伸びるんだから、それを伸ばして、頭の毛と同じように、いろいろな形にしても悪いわけではない。しかし、なぜ、今になって急に生やしだしたのか?。威厳を保つためか?、威嚇のためか?それとも、自己主張のためか?いや、誰か有名人の真似をしているのか?おしゃれのためか・・・?。我が弟も定年を迎えた途端に「ヒゲ」を生やしだした。私も、若い頃、「ヒゲ」も生やしてみようかと思ったことはあるが、年をとって生やした「ヒゲ」は、白髪ヒゲなので老けて見えのると、人が皆伸ばしてるとそれを真似たようになるので止めた。私は、人の真似をするのが嫌い。そう言えば、明治維新後に、新政府の要人達の間で「ヒゲ」が流行ていたね~。
大久保利通や伊藤博文、山県有朋…などなど、みな立派な威厳のある「ヒゲ」を生やしている。これは明治の開国後、欧米諸国を訪問した伊藤博文や大久保利通達が、西洋人達の立派な「ヒゲ」に威圧され、特に政治的・思想的に大きな影響を受けたドイツの宰相・ビスマルクの「ヒゲ」に感化され、自分たちも外見的な威厳を備えたいと伸ばし始めたのが新政府要人間に流行し始めたようだ。
もっと過去にさかのぼると、古代の律令制時代には聖徳太子や菅原道真などに見られる「ナマズヒゲ」が見られ、戦国時代には加藤清正などにみられるちょっと威嚇的な「ヒゲ」がみられる。 このように、結構、時代によって、「ヒゲ」の形にも流行があるようだが、現在の政治家達の中には、「ヒゲ」を生やしている人は殆ど見られない。その代わり、明治時代には余り、庶民が「ヒゲ」など生やしていなかったのに、今は、一般の庶民が色んな形の「ヒゲ」を生やしており、当時とは逆だ。
これは、今の時代の政治家は威厳を保つことよりも、優しい顔で国民の人気を得ることの方が重要で、逆に国民が「ヒゲ」など生やして居直っていると言うことかな?「ヒゲ」もファッションのつもりなのだろうが・・・「無精ヒゲ」はいただけない。生やすならちゃんと手入れをしてもらわないとね。
同じく参考の「ひげづきあいを愉しむ会」を見ると、ヒゲの多い・少ない・濃い・薄いといった個人差は、男性ホルモンの量や年齢など生理的な要因以外に、人種的な要因もある。例えば、寒冷地では防寒の役に立つことから濃い人が多いとされ、人種学的には人種の混合の多い国の人ほど多毛であるという説もあるが、日本人は概してヒゲの薄いほうだといわれている。髪の毛やわき毛、陰毛が人体の大切な部分や弱い部分を保護したり、まゆ毛が目に汗が入るのを防いだりするように、毛には何らかの役割があるとされる。しかし、成人男性のヒゲの役割については、まだはっきりとは解明されていない。一説には、ニワトリの雄のとさかや、ライオンのたてがみのそろうように、雄としての成熟度や男らしさを誇示し、雌を引きつけるためともされている。しかし本当のところは謎であるらしい。しかし、ヒゲを伸ばして男らしさを証明できるものでもないよね~。
(画像は、コレクションの一つ、ドイツの髭徳利。江戸末期のもの)
参考:
髭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%AD
ひげづきあいを愉しむ会
http://www.higekai.jp/history/index.html
僕はヒゲが薄いのですよ。男性ホルモンが少ないのかもしれませんね。それとも南方系?
私もひげは薄いです・・・。Lindaさんと同じく南方系かも?(^0^)