信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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引っ越し大名

2019-09-05 12:30:30 | 映画

姫路藩主の松平直矩は、幕府から豊後・日田への国替えを命じられ、度重なる国替えで財政が困窮している上に減封と

藩最大のピンチに頭を抱えていた。ある日、人と交わらずにいつも本を読んでいて「かたつむり」と呼ばれている書庫番

の片桐春之介(星野源)は、書物好きなら博識だろうと、国替えを仕切る引っ越し奉行に任命される。

「超高速!参勤交代」もそこそこ面白かったので期待はしていました。まずは冒頭で時代背景や、それに伴う当時の引っ越し

の大変さを、 親切なナレーションにて解説して居ます(このシリーズの特有かな?)これは非常に親切で分かりやすい。

物語に入りやすいですしね・・・ 登場人物の名前字幕もきちんとあり、感情移入の準備は万端。

しかしそこから、男色家が3人も登場して強い違和感を覚えます(何処かで「おっさんずラブ」を意識して居たのか?)

まっその件は置いといて・・・主人公の片桐。 本人の意思とは無関係に、引っ越し奉行を命じられますが、少しの 期間良い

知恵が浮かばなかったというだけで、切腹を命じられます。 幕府への言い訳としての「人柱」だったのかもしれないですしね

そこへ都合よく登場するのが、今一番売れている?高畑さん演じる於蘭!「存在感」と「必要性」を演出したかったのでしょうが

あまりにご都合的な上に、廊下で滑って一旦姿を 消すという、無駄なユーモアを挟んでいる為、気持ちの高揚は一切 無し。

なんだかなあ・・少々苦笑。。。。そして物語後半の見せ場である刺客襲来のシーンは 西村さん演じる家臣藤原の陰謀めいた話

も、終盤の動機不明な彼の逃亡により一気に茶番化。 結局なんだったのでしょうか・・?

でもここからを分岐点に、物語の質は改善されていきました。 遅過ぎではありますが・・ 説得力のある、心に沁みる言葉や行動

の数々に、歴史モノの確かな 重みが存在しています。農民となってしまった家臣達にスポットを当てていたらもっと重厚な作品

だったのでは?と、思います しかしこのシリーズ?この ユーモア感があっての作品だと思えば良いのですからこれはこれで・・・

  

脇役で出演していたピエール瀧さん、やはり存在感有ります!全てを悔い改めて早く戻って来て欲しいですね  ☆☆☆   


松本市 旧山辺学校校舎

2019-09-05 07:30:30 | 廃校・廃屋

入山辺に行ったのだから・・

寄らない手は無いなと「旧山辺学校校舎」 私の場合ほゞ松本市市内を通らないので(余程用事があれば別ですが)

今回も時間が押しているので

私の松本に居た頃の「山辺学校歴史民族資料館」が新たな耐震工事を行い,昨年9月にリニューアルし

                                      『山辺学校校舎』として

  

生まれ変わっておりました。。そうだよね~昨年此処を通った時は未だ工事中だったのを記憶して居ますから

 

ん~昔は何処の学校の入り口近くの所に立っていたよな~ 二宮金次郎の像   

                            さて、中を見学させて頂きますか 金200円也

 

          ビックリ!! 校歌が・・・・38番まである!! マジか( ^ω^)・・・

   

  館内には戦時中のこんな物迄・・・・と言わんばかりの物も

  

  

その当時の時代背景が良く解る

      展示物 だが考えてみると私の子供の頃は使って居たような物や、記憶に残っているものも

                             時の流れの速さ・技術の進歩に改めて驚きます

 

 

おべんきょうをしましょう。 と言う訳で・・この学校のモデルとなった開智学校と比較すると、

山辺学校は全体的に簡素な作りとなっていて、開智学校は窓にガラスを用いていたのに対し、山辺学校は障子を用いて

いたことから、開智学校は「ギヤマン学校」山辺学校は「障子学校」と呼ばれていたそうです。長野県内には未だ

数校残っている様なので近くに行った際は寄って見ようと思います