信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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ヒトラーの忘れもの

2017-02-15 12:12:12 | 映画

ナチスドイツが降伏した後の1945年5月、デンマークの海岸にドイツ軍が埋めた地雷を撤去するため、ドイツ兵の捕虜が投入される。まだ幼さの残る

10代の少年兵たちを監督するデンマーク軍軍曹ラスムスン(ローランド・ムーラー)は、徹底して彼らをこき使おうとする。だが、少年兵たちは誤爆や

撤去作業の失敗で次々と命を落として行く。 

デンマークの海岸にナチスが残した大量の地雷を、捕虜になった素人同然の少年兵が撤去させられることになるが、あまりに残酷な仕打ちに監督

していたデンマークの鬼軍曹が次第に同情の念を抱き・・・と言う内容だが、しかも実際にこのような史実があったというから余計やるせない。

ドイツ兵に激しい罵声と暴力を浴びせ、少年兵にも最初は情け容赦のなかった軍曹が、餓えと地雷の恐怖に苦しみ泣き叫びながら腕をもがれる少年達

を見ているうちに、無表情で遠い目をするようになっていったのが印象的。主人公の軍曹の心の変化をしっかり描写していました。まるで大きな波のように。

決して格好いい姿だけを映すのではなく、ガッカリするほど格好悪い場面もありました。故にこの映画は良かったのでは無いでしょうか?

ただ単に憐みの感情を覚え、チープな優しさを取り戻したのではなく、スイッチさえ入れば(可愛がっていた犬の爆死)また、元の苛烈な仕打ちを浴びせる

ようになる辺りの心情は複雑だが、許せないという気持ちと遂行すべき軍の任務、それにこんな事をして許されるのかという迷いの間で、自分はどう少年兵

に接してどこまで命令するのか、答えの無い迷いがヒシヒシと伝わるようだった。 この映画でデンマークではこんな史実があったのかと・・・しかし、日本も

中国の満州で戦争が終了し、日本の関東軍が満州に取残された多くの兵士がやっと帰国出来ると列車(貨車)に乗れたが、行き先は日本ではなく当時

ソ連のシベリヤへ強制に連れて行かれ、強制労働を何年も長くさせられたことです。そこでの恐怖はこの映画の地雷ではなく、寒さです。シベリアは人間

の住めるような地でない厳寒の地でこの映画同様十分な食料も与えられず多くの日本人が倒れ亡くなっています。これも又、史実です。

このような映画を日本が作れば、中国・韓国・ロシアより「加害者なのに被害者面をしている」と強く非難するのは明らかですがね。話がそれてしまいました

 戦争は絶対にやってはいけない行為だと再確認出来る、悲しいけど

良い映画だと思いました。ただ、邦題が・・・?です。『ヒトラー』と言う名前さえ出せば良いのか?原題の『地雷の土地』のがしっくり来る様な   ☆☆☆☆


富士見町大規模水田より富士を望む 2017

2017-02-15 09:27:39 | 富士観100景

 

久しぶりに「富士観100景」を撮りに行こう!!と・・・先ず向かった先で!!Σ(・□・;)本体(カメラ)忘れた///////

時間的にもう、近場しか無いな・・・と 何時もの「富士見町立沢大規模水田」気を取り直して!! さて、今日はどうしようか???

電柱も一つのオブジェとして見ればそれらしく見えるのも朝だからですね。 雪の残った田園がまるで「雲海」の如く写るではないか!

この画を撮る頃には大分明るくなってきており普通の露出だと面白くないので、補正を-1.7位かけています。さて、少しうろつくか・・

     

車で走り回り、富士の姿と木々のコラボレーションを探し回り・・・木々に隠れすぎたり・電柱・鉄塔が邪魔だったりとと中々良い場所が

   

走り回っていると・・あっ!!もう今日決めている所に戻らないと!!6時57分 見えて来たか? 57分50秒 早いな~

                     6時59分 本日の御来光です。。。 日が早くなったな~ 信州の春も近いのかな~~~