五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

ポケットティッシュ

2008年05月30日 | 日々のつれづれに
最近、駅の出口などでポケットティッシュをもらうことが多くなりました。今年の初め、風邪の時期には良くもらっていたのですが、なぜこの時期なのでしょうか?
景気が良くなってきたのかと思いきや、貸金業の広告ティッシュが多いので、そうでもないんだなあとも思います。(まあ、その手の広告が多いのは、今に始まったことではありませんが)

ここのところの原油値上がりの影響で、原料の木材の運送費、チップ加工から製紙工程に至る投下エネルギーの費用増を考えると、駅頭で配るポケットティッシュの原価も上がっているはず。
1個あたりの厚さが変わっているようでもないので、中身を減らしているのでもなさそう。もっとも、紙一枚くらい減らしても広告としての目的は果たせる気がしますが。

実家では時々、知り合いの工場からダンボール単位で購入していますが、差し込む広告の紙切れ(手作業なので、一枚あたり何銭の費用が発生するはず)を入れる前のものなので、原価はさほどでもないのか、仕入れ金額は思った以上に安いものです。
駅前などで配る費用(人件費)の方が馬鹿にならないのかもしれません。結局もろもろの費用を締め付けることで、相変わらず同じくらいのコストで配っているものと思われます。

流通している商品それぞれの物価が上がり、おまけに消費税まで上がるような状況になった場合、庶民としては、安いものを必要なだけ買う、ということを今以上に徹底して、合計金額をできるだけ抑えるしか対応策はなく、なかなか景気が上がるような環境になりそうもありません。(見返りの期待できないODAだか何だかに支出する、なんて話を聞くと本当に腹が立ちます。)何か良い打開策はないものでしょうか?