はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

シニアリトミックの課題

2024年06月13日 | リトミック
2024/06/13


シニアリトミックをやらせていただいている
サロンの会の方から相談がありました。

リトミックは音楽に合わせて
ステップをすることがありますが
足が痛くて歩くのが難しい方が
いらっしゃるのです。

会場に自分で来られる方ばかりなので
さすがに車椅子の方はいません。

でも、途中で足が痛くなり
椅子に座ってしまうのです。

そういう場合は
どうサポートしたらいいのか
というものでした。

椅子に座ってしまった方のそばに
職員さんはかがんで声をかけたり
上半身だけ一緒に動かしたりと
気を配ってくださるのです。

座ってできるリトミックのお手本は
ありますか、というものでした。


私は、自分の表現を作ることが
リトミックだと思うので
体の動かせる部分を自由に動かして
楽しんでくれればいいと思っています。


リトミックも日本に入ってきたときに
分野ごとにさまざまな取り入れ方をされて
リズム体操といわれるような体操が
中心になっているリトミックもあります。

そういうリトミックでは
正確にリズムを刻んで体を動かす練習をします。

いっぽう、身体を動かすこと自体を
目的とするのではなく
音楽を理解するための一助として
筋肉や体を使う方法もあるのです。

リトミック創始者の
エミール・ジャック=ダルクローズが
音楽家だったことを考えると
音楽の要素を学ぶために
リトミックを作ったと考えるのが
今では一般的かと思います。


さて、座っている方は歩く人を見ながら
リズムを刻む打楽器を打ったら
いいのではないかと思ったのです。

家には幾種類かの打楽器があります。




高齢の方も打楽器を使うのを喜びます。

座っている方々にも
これを叩いてもらったら
きっと楽しいだろうなと思うのです。

打楽器を打つのも
上半身を動かすことになりますからね。




打楽器を持っていって
「こんなふうにしたらどうかしら」と
提案したらサロンの会の方も
賛成してくださり、安心したようでした。

今月のシニアリトミックは
まだこれからですが
打楽器はめったに使わなかったので
どんなふうに反応してくださるか
楽しみでもあります。



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