2019/12/11
12月7日の「題名のない音楽会」は〈フィギュアスケートの音楽会〉でした。
ちょうど、グランプリファイナルの時期に合わせてましたね。
選手の演技映像に合わせての演奏は簡単ではありません。原曲をつぎはぎしているし、速さ、長さも変わってきます。
羽生選手の「Origin」
「Origin」は試合で何度も聴いていますが、この演奏を聞いて細かいメロディなどわかったところもあります。ヴァイオリンが美しくて力強く、音楽が浮かび上がってきました。ヴァイオリンは超絶技巧の速さになっていたのですね。
大宮さんのヴァイオリンを弾くシーンと羽生さんのヴァイオリンを弾くシーン
昌磨君の「Dancing on my own」
ヴォーカル部分をサックスで演奏。阪田知樹さんのピアノとコラボ。
大人っぽくしゃれていますね。
紀平梨花ちゃんの「International Angel of Peace」
和洋のいろいろな楽器を使って多国籍感たっぷり。
12世紀の女子修道院長の作品やお経をベースとしたの瞑想曲など7つの多国籍曲がミックスされているオリジナル曲だそうです。不可思議な感じする素敵な曲です。
坂本花織ちゃん「No Roots」
ヴォーカル部分をテナーサックスとバリトンサックスで表現。
フィギュアスケートは演じることが中心ですから音楽は伴奏。よい曲がたくさん使われていますが、やはり音楽は脇役かな。自然に演技と共に耳に入ってきますが、こうして演奏メインにして、楽器を変えてやってみると、曲のよさが浮かび上がって感じられます。