はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

東京バレエ団『白鳥の湖』舞台総稽古 見学

2024年04月27日 | バレエ
2024/04/27


「上野の森バレエホリディ」が今年も始まりました。


25日に東京バレエ団の『白鳥の湖』の
舞台総稽古の見学会がありました。

舞台総稽古は衣装も舞台装置も本番さながら
東京フィルの生演奏で通し稽古をします。

今年は運よく総稽古を
見られることになりました。


一般人が見学できるのは2、3、4階から。




稽古とはいえ、ほぼ本番の通し稽古。

ときどき注意がマイク音声で入ります。
やり直したりする場面がありましたが
かえって、本番より興味深かったかもしれません。

ああいうところが揃わないんだ、とか
出るのが一拍遅れたとか
どこが、どういうふうに難しいのか
素人にもわかったからです。

フルに通して2時間半。
幕間の休憩を入れると3時間。

ほんとうに長い物語をダンサーたちは
よくすべての振付けを忘れずに踊れるなあと
感心してしまいます。

ひとつひとつが難しく美しい動作です。

いつも書いていますが
バレエダンサーって
どうしてあんなに美しいのでしょうね。

私は3階席で遠かったので
オペラグラスを持って行きました。

オデット姫の沖香菜子さんを見たら…

引きしまった筋肉質の背中が見えました。
皮下脂肪ってものがまったくありません。

鍛えている人は違うと、ただただ感心。


【プロモーション映像】ブルメイステル版「白鳥の湖」|


ジークフリート王子の宮川新大さんも
すばらしかったし
道化の池本祥真さんもすごい開脚ジャンプを
見せてくれました。

バレエを見るときは
比較的よい席を取れることが多く
3階から見たのは初めてですが
高い所からですと
全体の群舞のようすがよく見えました。

集団でのポジションの変化や移動など
とてもきれいでした。

オーケストラピットも上から覗けましたし
東フィルの演奏もよかったです。

東京バレエ団は
男性も女性も素晴らしい踊り手ばかり。

稽古とはいえ本格的な公演を
観せてもらったような満足感がありました。



この『白鳥の湖』は
26日~29日まで東京文化会館で
公演があります。

「上野の森バレエホリディ」は
さまざまなイベントがあるので
今日は「公開レッスン」を見に行きます。



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