2022/02/01
最近、『NHKスペシャル「人体」特別版』で
「骨」の特集を見ました。
これは2018年の再放送のようです。
骨が若返り物質を出していて
若さをコントロールしている
というのです。
骨が丈夫な人は長生き、という
漠然としたイメージを持っていましたが
骨の中の細胞が出すホルモンに
体全体の若さを生み出すパワー
があるのだそうです。
骨は"老化のペースメーカー"
だというのです。
だというのです。
「骨芽細胞」が出すメッセージ物質
「オステオカルシン」。
血管を通じて全身に届けられ
「記憶力」「筋力」「生殖力」まで
若く保つ力があることがわかっています。
例えばオステオカルシンがないマウスでは
位置を記憶する能力が衰えたり
精子の数が半分近くまで減少してしまうことが
実験で確認されています。
骨芽細胞が出す「オステオポンチン」は
骨髄にある「造血幹細胞」の機能を若く保ち
全身の免疫力を活性化する働き
があるとのこと。
詳しくはこちらで
骨は「体を支えるためのカルシウムの固まり」
と思われていましたが
今や骨は「若さを生み出す臓器」
として大注目されているとのこと。
ガイガー博士は
「骨から出るホルモンが
他の臓器や細胞に受け取られることで
老化が進む速さが決定されている」
と言います。
骨細胞に十分な刺激をかけない生活を
続けることのリスクは
骨量不足だけではなく
骨芽細胞が発するメッセージ物質の
減少によって全身老化を
進めてしまうことなのです。
やっぱり骨を鍛えなくては・・・。
手っ取り早いのは歩くこと。
番組でもやっていましたが
自転車では骨に刺激を与えないとのこと。
私は自転車も好きですが
歩くのも好きです。
毎日30分程度は歩きます。
速足、大股で歩くとかかとに
ズンズンと刺激が伝わってきます。
もちろんジョギングはもっと骨に
刺激を与えますが
私はあまり走れないので
せいぜい歩こうと思っています。