はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

立花隆さんのこと

2021年06月24日 | 雑感

2021/06/24

 

立花隆さんがご逝去されました。一昨日に訃報を聞きましたが、4月30日にお亡くなりになっていらしたようです。

立花隆さんにはひとつ思い出があるので、書いてみたいと思います。

1996~1998年頃、立花さんは東大教養学部で、立花ゼミを主宰されていました。ゼミの学生たちに「調べて書く」という、各界の人々にインタビューをして、それをまとめることを課題にしていました。

夫も、立花ゼミの学生さんたちにインタビューを受けたのです。夫は当時サイエンスライターで、「複雑系」の本を出していました。

当時、立花さんは大変に名前の知られたルポライター、作家でした。そのゼミの学生さんたちが、夫を選んで(数十人のうちの一人だったのですが)インタビューに来てくれるというので、私もうれしかった思い出があります。

我が家は静岡に住んでいて、3人の学生さんが静岡まで来てくれました。

 

そのゼミのインタビューは3冊の本になりました。

二十歳のころの生き方が、その後の人生を決める、という内容です。

 
 
 

夫のは〈2〉に載っています。

各界の著名な方々のお話はとても面白く参考になります。興味のある方はぜひお読みください。

 立花さんはインタビュー後、丁寧に自筆のお礼状をくださって、「荒巻鮭でも送ります」と書いてありました。

私は真に受けて、楽しみにしていましたが、いつまでたっても鮭は送られてきませんでした。もう20年以上前のことで、時効でしょうから書いてもいいですよね(笑)

あれはジョークだったんですね。インタビューした人は何十人もいましたからね。

ですが、立花隆さんというと荒巻鮭を思い出してしまう私です(笑)。

立花さんのご著書も何冊も読ませていただきました。
猫ビルと呼ばれた事務所のことや、秘書を募集したら、500名もの有能で高学歴の方々の応募があってびっくりした話など、面白い逸話も心に残っています。

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

NHKnewsweb

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210623/k10013098951000.html

 

コメント
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