よし坊のあっちこっち

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「週刊朝日」に見る”下劣さ”

2012年11月12日 | いろいろ
橋下大阪市長に関する週間朝日の記事に対する第三者委員会の調査結果が公表され、”あるまじき行為”として断罪している。この結果を受けてか、社長は引責辞任したが、当然であろう。問題発生当初は、記事発表に関して自らの正当性を訴えていた事を考えると、自浄作用ではなく、外部からの指摘で責任をとった形であり、あわよくば、連載続行も匂わす雰囲気もあったことからみても、組織のチェック能力もなく、恐らくあるであろうコンプライアンスの思想もお飾りに過ぎないのだろう。

それにしても、最初記事の見出しを見た時は驚いた。一瞬ブラックジャーナリストが書きそうなタイトルだったからだ。「ハシシタ」などと言う書き方に表れている。ブラックジャーナリストが醸し出す下劣な下心が丸見えなのだ。もう一ついただけないのが、実働取材をし、執筆したのがノンフィクション作家の佐野真一という事だ。ノンフィクション物が好きだから、よし坊も彼の作品は大体読んでいるが、仮にも著名なノンフィクション作家が、ブラックジャーナリズムまがいの記事の一端を担ぐとは、あきれてしまう。事は基本的人権に関る重い問題であるにも関らず、だ。何が彼をそうさせたのか。やはり、彼の中に”そういう思想”が基本的なところで有るのだろう。オマケまで付いてしまった。過去の作品における盗作疑惑だ。どうもイカガワシイ匂いが漂ってきた。今後彼がどういう作品をノンフィクションの分野書くのか知らないが、よし坊としては今回の一件で彼の作品とは決別だ。

全く”下劣”という言葉がふさわしい”連中”である。