週末、実家に白菜をもらいに行ったおり、久しぶりに裏山の
神社を訪ねてみた。
最近、中年男に訪れた微妙な心境の変化からか、実家の
まわりなどをうろうろしながら、子どもの頃の記憶をたどることが
多くなって来た。
「地主神社」なる名称を持つ裏山の神社は、実は「長男」が
大学生のころに建て直されたものだ。
建て直される前も今も、どこの村にもあるような何の変哲もない
小さな神社だ。
それでも、「長男」らの中年世代が子どもの頃までは、この
神社で集落の子どもたちの七五三なども行われていた。
△鳥居には明治39年の年号が見える
現在、花見をはじめ年に何回か、集落の大人たちがここに集い
宴会を開いているはずだ。
当然、成人後、故郷を離れたままの「長男」は、そうした
集まりには一度も参加したことはない。
(終わり)
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