福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国の悲しい絆

2010年03月31日 |   〇芸能・スポーツ

슬픈 인연(悲しい絆)」は、ナミの歌った80年代のヒット曲で、
「ヲタク」も大好きな曲だ。

辞書を片手に歌詞の意味を調べながら韓国語の勉強をしたのが、
つい昨日のことのような気もするが、あれから、はや20数年の
年月が流れている。

時間とは実に恐ろしいものだ。

ところで、「ヲタク」は長い間、この曲を、しごく当たり前の
こととして韓国の曲だとばかり思って来た。

しかし、インターネットを利用するようになって、この曲の作曲家が
日本人(宇崎竜童)であることを知り、そして、つい最近、この曲が
日本の曲のカバー曲(海賊版?)だった事実を知ることになった。

思い起こせば、80年代、「ヲタク」が韓国で購入した韓国人歌手の
アルバム(LPレコード)の中に、日本のヒット曲をコピーしたような
曲が入っているのを聴いて、驚いたことはあった。

しかし、「ヲタク」自身、それが日本の曲だとは知らないままに
聴いていたケースは、この「슬픈 인연(悲しい絆)」が初めてだ。

原曲は橋幸夫が歌った「絆(きずな)」。

作詞・作曲は阿木燿子、宇崎竜童の夫婦コンビ。

ネットで視聴(
ツタヤオンラインで16曲目)してみると、イントロや
メロディーがほぼ全く同じだ。

ただ、日本では全くヒットしなかった無名の曲なので、「ヲタク」が
韓国語のカバー曲(海賊版?)を、韓国の曲だと思い込んでしまった
のも無理はない。

それに、現在とは違い80年代の韓国では、日本の大衆文化は
公式には開放されていなかったのだ。

20数年も韓国語を勉強していると、いろいろなことが起きる
ものである。






△「ヲタクさん、今夜は、フリオ・イグレシアスの歌
聴かせてあげます。80年代、世界中でヒットした
スペイン語の曲です

彼の声を聴いていると、ヲタクさんの声を
聴いているようなうっとり気分になれます・・・















△「むなしくはないか


(終わり)


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