韓国映画と白い犬

■무산일기　「ムサン日記　白い犬」　2011年　　〇〇〇〇－
（２０８）



無口で要領の悪い脱北者の主人公。

困難に満ちた韓国の生活の中でも誠実に生きてきた彼が、兄弟同然の
長年の知人を裏切ることにより、ようやく「幸せ」への一筋の希望を
見出す。



しかし、その時、孤独だった彼が唯一心を許し、また彼の心の支え
でもあった相棒の拾い犬、ペッコ（白虎）が、あっけなく事故死して
しまう。



何ともつらい愛犬との別れのシーンであった。

■성난 변호사　　「奴が嘲笑う」   　〇〇〇
（２０７）



2015年、110万を超える観客を動員したサスペンス（年間22位）。

弁護士の主人公が製薬会社会長の不正を暴き、鉄槌を下す。

■탐정:더 비기닝  「探偵なふたり」　2015年　〇〇〇
（２０６）



2015年、260万を超える観客を動員したサスペンス（年間12位）。

ブロガーと刑事のコンビが、巧妙に仕組まれた交換殺人事件を解決
していく。

■더 폰「リバイバル 妻は二度殺される」　2015年　〇〇〇　
（２０５）



2015年、約160万の観客を動員した異色のサスペンス（年間18位）。

妻が強盗に殺された弁護士が主人公。

犯人は捕まらないまま1年が過ぎた頃、事件前の時空に生きる妻から
突然、スマートフォンに電話が入る。

時空を超えて展開される、非常に見ごたえのある映画だった。



（終わり）