福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画とオルガズム

2018年09月25日 |  〇映画・映画音楽

바람난 가족  「浮気な家族」 2003年 〇〇---
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2003年、170万(公式統計)を超える観客を動員した映画。かなり
エロくてどぎつい内容のブラックコメディ。

主人公は、そこそこ良心的に働く30代の弁護士。

しかし、家族や親族間のつながりは薄く、田舎の祖父は死後半年が
過ぎてやっと村人から発見される始末。

末期がんの父親は、相変わらず傍若無人で入院先の病院でも
鼻つまみ者。

母親は、そんな父親をしり目に、幼なじみの老人と浮気中で、
人生で初めてオルガズムを知ったと主人公夫婦に公言する奔放さ。

一方、実は主人公も、目下、性に奔放な若い女性と浮気中。


△主人公との営みの後、自慰する妻(映画より)

加えて、妻は、何と近所に住む、性欲旺盛な登校拒否中の高校
2年生の若者と仲良くなり、ついには、肉体関係まで持ち、彼の
子どもを身ごもる。


△高校生との浮気でオルガズムに達する妻(映画より)

崩壊して行く夫婦や家族を、乾いたタッチでコミカルに描いた
退廃的、かつ虚無的な映画だった。

「ヲタク」の趣向には全く合わない映画だったが、物語の展開には
そこそこ引き込まれてしまった。

거룩한 계보  「偉大なる系譜」 2006年  〇〇〇--
(436)



2006年、170万(公式統計)を超える観客を動員した映画。

全羅道を舞台に、ある暴力組織に使い捨てられた幹部が、組織に
復讐を果たすまでの激闘を描いた、若干、メルヘンチックな
ノワール映画。

会話のほとんどが全羅道方言であった。



(終わり)