VIVA セレッソ大阪

僕の大好きなセレッソ大阪を中心とするサッカー観戦記

天皇杯5回戦、千葉に快勝し準々決勝進出

2005-12-10 21:46:41 | セレッソ大阪
ジェフ千葉2-5セレッソ大阪(鳥取バードスタジアム)

公式記録はコチラ

終了間際の悲劇から1週間後、天皇杯5回戦千葉戦ですばらしいサッカーを見せてくれました。

試合は立ち上がりからセレッソペース。
1分もたたないうちに古橋選手がシュートを放ち相手GKがかろうじてクリアするシーンが見られます。

13分セットプレーから古橋選手にボールが渡り右サイドを突破してゴール前にクロスを上げ、森島選手がボレーでゴールを決め先制し1-0。

今日の試合は立ち上がりから
・森島選手の動きがとてもいいため、千葉のDFが全く捕まえきれない状態。
・セレッソのパス交換もよく、時折左右に大きくチェンジしている。
・黒部選手も周りとのコンビがあっていた。
・左サイドに入った酒本選手も右効きのためスペースに突破できず苦労しながも積極的にプレーをし、相手の右サイドの選手との1対1に勝っていた。
・ブルーノ選手のカバーリングはよく、時折見せるボールカットからのオーバーラップが効いていた。
・前からプレスがかかるため、前でボールがカットできるため守備が安定した。
のため完全にセレッソペースになりました。
ピンチは30分羽生選手のボレーシュートがポストに当たったことくらいだったと思います。

44分ボールをカットしたブルーノ選手から左サイドの古橋選手にパス、古橋選手からのパスを受けた黒部選手がペナルティーエイア内でGKに倒されPKを得ます。
これをブルーノ選手が決めて2-0として前半を終了しました。
(天皇杯のためにPKの練習もきちんとしていたとのことです)

後半も立ち上がりからセレッソが攻勢をかけます。
56分右サイドで森島選手から久藤選手にパス、久藤選手のクロスを黒部選手がシュートし1度はDFに当たるももう一度シュートをして決め3-0。
58分ボールをカットしたブルーノ選手から右サイドの森島選手にボールが渡りブルーノ選手にリターンパス。ブルーノ選手のシュートはDFに止められるも、ボールを拾った森島選手からのマイナスのパスを古橋選手が決めて4-0。
千葉は前半捕まえ切れなかった森島選手に対し、後半からマンマークをつけてきましたが、この時間帯はマークをはずしていました。やはり森島選手の大きな動きに全くついていけなかったようです。

66分にはCKから前田選手がゴールを決めて5-0。
事前の予想とは異なり一方的なゲームになりました。

後半千葉が意地を見せ、2点返されましたが5-2で勝利!
無事に準々決勝に進出し、ホームの長居スタジアムに帰ることができました。

後半最後の時間帯にバタバタして、リーグ戦の終盤のように相手に一方的に攻められ2失点したことは課題ですが、1週間前の悲劇を乗り越えて勝利したことについては評価できます。

今年はいいサッカーを1年間を通してほぼ維持し、リーグ戦終盤は16試合無敗で終わることができました。
小林監督のコメントにもありますが、このいい状態を最後まで維持して来年につながる戦いを続けてほしいと思います。

なお準々決勝の対戦相手は、17日のガンバ大阪対柏レイソルの勝者(神戸ウイングスタジアム)になります。
本日欠場した西澤選手、ファビーニョ選手、ゼ・カルロス選手が戻りベストメンバーで望むことができればいいなと思います。