再び三つの事。

日頃から私が意識し、また皆さんにご案内している事です。

あせらずに、ゆっくりと、丁寧に、
冷静な観察をもって行います。(内観)

様々な種類のヨガがあり、スピードの違い等もありますが、
全て心身をコントロールする事で達成されると考えて下さい。

勢いで行わないように。

冷静さが正確な観察とコントロールを実現します。


冷静な観察でいつも言っている三つ、

土台・背骨・呼吸を観察し修正してという事。
これは身体を安定させ、呼吸を解放するという事です。

土台の安定は骨盤の安定、重心のコントロールによってもたらされます。
地球の中心に向かっていく力を実感しながら、どう立ち、どう坐るのか。

地面（床）からの反撥する力もポイントになります。


背骨へのアプローチは、まずしっかりと伸ばす事です。
捻る、曲げる、反らす等々の動きで背骨を刺激していきますが、
その多くは伸ばしながら、伸ばしてから行います。

背骨への刺激は神経系の強化、安定につながり、自律神経の働きも正常に保たれます。

しなやかな背骨、弾力性のある背骨を目指します。


呼吸は一番大切です。

しなけりゃ死にます。（笑

まずは呼吸に意識を向け、気持ちよく吸って気持ちよく吐く事。

呼吸の深さにとらわれ過ぎずに、その瞬間瞬間の呼吸を大切にしましょう。
呼吸の安定が穏やかで平和な世界に導いてくれます。

では、呼吸を安定させるには？？？


全て関連しています。


立っていても坐っていても、上下、角度が変わっても、
チェックポイントは変わりません。

どうでしょうか？


上手くチェックできない時もきっとあります。

なぜ、できないのでしょうか？

原因は必ずあります。

おかしな力みはありませんか？

意識のスピードが速くなってはいませんか？

上手くチェックできないのであれば、
なぜチェックできないのかをチェックして下さい。


呼吸にしてもアーサナにしても脳や身体の障害になる危険性も含んでいます。
何度でも言いますが、無理せず慎重に行って下さい。