鏡を見ながらの練習はあまりお勧めしません。
姿勢をチェックする程度ならいいのですが、
いつも鏡の中の自分と向き合って身体を動かしていると
ヨガの場合は上達どころか下手をすると下達してしまいます。
ヨガのアシュラムやスタジオにはその為の鏡がありません。
それはなぜか。
鏡の中のあなたは本当にあなたなのでしょうか。
目で観る場合、対象物との間には空気が存在します。
空気を通してみるものは歪んで伝わっている可能性がありますよね。
内観のないヨガは、ヨガではないと書いた事もあります。
鏡に意識が向くというのは、意識が外に向かっているという事です。
大切なのは意識を内側に向ける事。
身体感覚を観察していく事で、心身のコントロールを深めていきます。
最終的には心の問題。
心身を内観する事、内省するという事です。