サルヴァンガ・アサナに関して質問を受けましたのでご紹介します。
「肩立ちの時につま先を空へと言いますが、私は踵を押し出すように習っている。」
どちらが正しいのかという質問です。
どちらが正しいのか?
どちらも正しいのです、きっと。
長い伝統が有り多くの流派・スタイルがある以上、どれが正しいとは言えません。
レッスンの中で踵を突き出している人がいても何も言わない理由はまさにそれです。
シヴァナンダ・ヨガでは足に力を入れないようにいいますし、
アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガではつま先を空に向けて伸ばします。
アイアンガー・ヨーガの先生と一緒に練習していた時に、
踵を押し出すように言われた事があります。
なのでアイアンガー・ヨガでは踵を押し出すのだなと思っていました。
今回質問を受けてアイアンガー系の本を何冊かめくってみましたが、
見事につま先が天を貫いていました。
踵を押し出すスタイルはアライメントを重要視する傾向の強まった昨今、
多く取り入れられるようになったのかもしれませんね。
↑ サルヴァンガ・アサナ(シヴァナンダ系)