ダライ・ラマ法王の詩句に『A Precious Human Life』というものがあります。
YOGASAMHGA(ヨガサンガ)練習場の壁にも掲げられています。
毎日、目を覚ますたびに生ある事に感謝し、この人生を無駄にはしまい。といったような決意の詩句です。
ぜひ訳してみるか、翻訳されたものを探して全文を味わってみて下さい。
人生にはびっくりするくらい幸せに思える日があります。
素晴らしく、何もかもが美しく見えるような日です。
それは確かに特別な日かもしれません。
いつも、毎日でもそのような日々を生きたいと人は願うものです。
でも、そうはいきませんよね?
では、それ以外の人生の日々は不幸せな日々なのでしょうか?
人生は思い通りにいかない事ばかりです。
仏教でいう四苦八苦とはそういうことですが、少し考えてみて下さい。
生があり、それを苦しみだと感じる時間がある事。感じる心がある事。
求めすぎている心と向き合うことは重要です。
渇愛、執着、、、そういったものが幸せを感じるはずの心の感覚をおかしくしています。
チベットには『来世か、明日か』という格言があります。
先の事は誰にもわかりません。
いつか目覚めない朝がやってくるまで、日々を有意義なものになるようにと生きて行きましょう。
P.S 幸せになりたいという心は間違いではありません。
生きとし生けるものは苦しみから逃れて幸せになりたいと思っています。
アリでさえも。
幸せでありますように!