ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

プールなかったー

2006-11-09 08:26:01 | アニメ
「乙女はお姉さまに恋してる」の5話を見ました。
この前ふりを参考にして、記事をスルーするかどうか決める人もいるようなので、
ワンパターンではありますが、アニメ感想の書き出しはこういうスタイルでいきます。

今回は、前回瑞穂ちゃんの部屋に現れた一子ちゃんを通じて、
瑞穂ちゃんがお母さんの思い出にふれるお話。
一子ちゃんのことは、まりやにはあっさり受け入れられましたが、
幽霊大嫌いな由佳里ちゃんは、瑞穂ちゃんの部屋に入り、
一子ちゃんの姿を見るなり気絶してしまいました。
まあ、一子ちゃんの身体がまりやを貫通してましたから、
由佳里ちゃんじゃなくても普通はびっくりします。

でも、一子ちゃんはフレンドリーな幽霊なので、
寝込んでいる由佳里ちゃんのお部屋にうっかり入ってしまったときも、
怖がらなくていいよ~とアピール。
それでも一子ちゃんを拒絶する由佳里ちゃんを見て、
どうすることもできない一子ちゃんはとうとう大泣きしてしまいます。
……が、これがきっかけで由佳里ちゃんは一子ちゃんが怖い人じゃないとわかり、
逆に仲良しさんになってしまうから不思議(笑)。
原作でも、由佳里ルートでは一子ちゃんにいろいろ相談してましたね、彼女。

さて、瑞穂ちゃんは一子ちゃんが言う「お姉さま」がどういう人なのかを調べて回ります。
一子ちゃんから聞いたお姉さまの思い出の中に、
「やさしく頭をなでてくれる」というものがあって、
それが自分の母親との思い出とかぶったのです。
そのとき、図書館で出会うのが貴子さんと君枝さん。
貴子さんに学院の歴史(エルダーとか)に関する資料についてたずねてみると、
貴子さんはうれしそうに本を紹介してくれます。
どうも、瑞穂ちゃんがエルダーとして自覚し、伝統を守ろうと努力しているように勘違いしたようです。
悪い誤解ではないので、いいといえばいいんですがね。
しかし、調べてる動機が「幽霊」だと正直にいっちゃう瑞穂ちゃんはうっかりさん。
貴子さんは、いつもどおり冷静さをヒステリックに主張しながら、慌てて図書室を去っていきました。
微妙に貴子さんのキャラが変わっているような気もしますが、
「融通はきかないが、本質的にはまじめでいい人」
という線ははずしていないので、このへんは許容範囲。

貴子さんに教えてもらった本は、瑞穂ちゃんにとって非常に意味のあるものでした。
そこには、かつて同じ学院に通っていた母の姿があったのです。
学院をめぐって母との思い出をかみしめながら、
やがて瑞穂ちゃんが部屋に戻ると、一子ちゃんがクローゼットの中で泣いていました。
クローゼットの中で眠っていたら、瑞穂ちゃんが帰ってくるのに気づかなくて、
「また眠っている間に、お姉さまに会えなくなってしまったら」
と不安になってしまったのです。
そこで、瑞穂ちゃんはかつて一子ちゃんが慕ったお姉さま(=自分の母親)のかわりに、
「お姉さまのお嫁さんになる」
という夢をかなえるため、教会でふたりキスをしました。
原作ではエロいことしてましたが、
こういうときはキスとかのほうがムードあっていいと私は思いますね。
そして、願いの叶った一子ちゃんは神々しい光の中、天に昇っていきました。





それでも、寮に戻ったらまだ一子ちゃんいたんですけどねー(笑)。

というわけで、一子ちゃんを使ってプールの授業をこなすという原作展開はここでは行われませんでした。
まあ、この部分は「瑞穂ちゃんのスク水を見せる」というサービス要素が多分に含まれていたところなので、
「瑞穂ちゃん、男とばれそうになってピンチ!」というシーンを別に用意するならかっとばしてもいいです。
その分、お話を瑞穂の母親一点にしぼったので、
瑞穂ちゃんの喜びに感情移入できる部分が増えたというのはよかったです。
正直、原作の瑞穂ちゃんより、アニメの瑞穂ちゃんのほうが好感度高いんですよね。変にエロエロしくないから?(笑)
コメント
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