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帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

TVドラマ

2009-01-06 10:38:36 | 本・マンガ・映画

あたたかい沖縄のお正月。
昼ごろむくむくと起きだし、ウイスキーをなめながらDVD鑑賞をする。
この背徳の味はたまらないっす。

ベティ・アグリーをぶっ続けで観る。
まるでNYのおしんような彼女をみてるといろいろとやる気がでてくる。

3日でボトルが3本空いた。

よし、今年も飲めるようだ。
とことん飲んでやる。
不景気な世の中だ。飲まないでいられようか、いやいられるはずはない。
飲めりはべらかし、だ!



と、この世にない日本語で「不要なやる気」をだして、次なるドラマ「MAD MEN」へ。
まだ日本公開していないので字幕がなくて内容の3割も理解できないが、それでもすごく面白い。

全編これタバコと酒。

ミッドセンチュリーな家具や、JFKが着ているようなスマートなスーツなど、60年代のアメリカの風俗をながめているだけでも楽しめます。

おお、あの頃はランチが終わるとウイスキーが飲めたのか。
ああ、なんということだ。産婦人科医がタバコを吸いながら診察している。

「俺は酒がうまいから酒を飲む。気持ちいいから酒を飲む。自分が酒にふさわしく、なにより俺が男だから酒を飲むんだ」

昨年のエミー賞をかっさらったこのドラマ。
アメリカはどこへ行くのか。
やけのやんぱちになっているようだが、その気持ちはわからなくも、ない。

4本目のボトルが空いた。


 

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ましおか

2008-11-06 19:34:42 | 本・マンガ・映画

たたた、たいへんだ。

気になる映画「ゾンビ・ストリッパーズ」が公開されているではないか。
日本では絶対に公開されないと思っていたのに、数寄のわかるやつはいるものだなぁ。うれしいぞ。
ローリングストーンズ誌も「この誘惑は否定できない!」と申しておりますので、おバカな紳士諸君は夜中にこっそり観るがよろし。


ツタヤでHEROES を借りてきた。
ヒロ・ナカムラの日本語がシーズン1より上達していて安心した。彼のおかげで日本人がニューヨークあたりで「やった~!」と叫ぶと、非常にウケるらしい。
ストーリーのほうは400年間を行ったりきたりするもんだから、混乱しちゃってよくわからずじまいだったが、俺が注目するのはストーリーではなく、ヘンな日本の描写だ。戦国時代なのに南北戦争のテントが張られてたりするから目が離せない。

しかしまあ外国人に日本を描かせるとトンデモないものになるのは昔からのお約束であるな。

・ドラゴン怒りの鉄拳では、日本人柔道家が袴を後ろ前に着ていた。

・ベストキッドは全編むちゃくちゃでお寺で銅鑼が鳴ったりする。ふすまがなぜか自動ドア。

・ブラックレインは通勤する日本人がみんな自転車にのっている。(中国の工場かよ)

・パールハーバーでは日本海軍の重要な戦略会議を、野原でついたて立ててやっています。(茶会じゃねぇっての)

・インデペンデンスデイでは陸上自衛隊基地の門に「出口」とデッカイ看板。

その他、ガンホー(眼鏡出っ歯)・007シリーズ(ボンドが日本人漁師に化ける)・ティファニーで朝食を(眼鏡出っ歯)・ライジングサン(眼鏡出っ歯&カメラ)など、おかしなおかしな日本人が盛りだくさんで、そういうところも映画鑑賞の醍醐味なのですね。

ヒロ・ナカムラが時空を止めた例の「漢数字の時計」が販売されたら絶対買うのに・・と思ってたら、とうとう見つけた

さっそくパソコンの時計(ガジェット?)にしてみよう。



 

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クローバー

2008-05-09 20:20:49 | 本・マンガ・映画

沖縄は今、クローバーが満開です。
公園でゴロンとすると気持ちいいですよね。

だから、こないだ映画「クローバーフィールド」を観たのだよ。

「クローバー畑」っていうから、ニューヨークが最初はちょっとひどいことになるけど、結局はみんなで力をあわせて復興した後に、泣いたり、笑ったり、けんかしたり、まるでワルツを踊るかのようなドリーミーなストーリイ展開になんだろ、みたいなこと思ったわけさ。

あれだ、ハチクロだ。ハチクロ。
みたことないけど。

素敵じゃないか。これだよ。今の俺にもっとも必要な、ほのぼの感だよ。








・・・って誰じゃい、こんな題名つけたのは!!

まったくもう、この映画、ブレアウィッチみたいに全編ハンドカメラで撮りやがるから、おじさんは冒頭の30分の映像だけで酔っ払ってしまっただよ。

んでもって、スターシップ・トゥルーパーの昆虫ウジャウジャに追われたり、ゴジラ(ハリウッド版)の尻尾をチラ見しかさせてくれなかったり、あとエイリアンみたいなのがね、いろいろと。
もうね、、、なんというか説明するのも腹立たしい厨房映画。

結局、誰も救われなかったし、観ていて肉体的に疲れた。

家に帰って一人でウドンを茹でてたら、悲しくなって泣きそうになったもの。

誰か、ちょうだい。 俺に、癒しを。


でもさぁ、たまにはハズレもあるよ。
これから先は「最高の人生の見つけ方」とか「ミスト」とか、よさげな映画が目白押しだから楽しみじゃあないか。
な、君だって、大好きなトム・ハンクスの新作には期待してんだろ。


などと、俺の脳中の先輩(50歳・お金持ち)が物事の良い面を耳元でささやき、ポンと肩をたたく。

で、ちょっとだけ落ちつく。

処世術を得る。
それは歳をとることにおいての数少ないメリットだ。

・・・狂ってんのかなぁ、俺。


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またマンガかよ

2007-12-30 17:11:40 | 本・マンガ・映画

「北条滅ぼす。関白嘘つかない。」

のコピーを見て、すっかりはまってしまった「へうげもの」。
家の掃除をのらりくらりとかわしつつ、このマンガにとりつかれている。


「へうげ」とは、ひょうげ【剽軽】ふざけおどけることの意。

群雄割拠の戦国時代に立身出世を目指す信長の家臣、古田織部が茶の湯と物欲に魂を奪われながら、信長から壮大な世界性を学び、千宗易(利休)からは深遠な精神性を学んでいく歴史ドラマ。

「めたぁ」とする板壁
「みぐっ」な縄文土器
 など、オノマトペが非常に秀逸であるのだが、

秀吉の黄金茶室を評するにいたっては、

「ヌパァ・・いや・・ヌシュパァか・・・?!」

などと、だんだんわけがわからなくなっていくのもいい。

戦国ものといえば通常、テーマは「武」なのであるが、本作は「美」に重きをおいているので軽く読めるところがこれまたいい。

いろんなことが重なって「ただいま混乱中」の俺は、今こういうマンガに救われている。。

へうげものオフィシャルブログ 




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将棋漫画

2007-12-17 08:53:41 | 本・マンガ・映画

前から気になっていたマンガをとうとう入手した。

柴田ヨクサル著 「ハチワンダイバー」。



これを買うには勇気がいった。

中年男が・レジに・こんな恥ずかしい表紙のマンガを置かねばならない状況を察してくれ。


表紙からは想像しがたいが、賭け将棋を生業とする者(真剣師)たちが繰り広げる、息を呑むハイテンションな将棋の世界には正直、読みながら目眩をおぼえた。

1~4巻を一気に読み終え、リビングにいた家人にも勧めたが、表紙を見るなり「はぁ?」であった。
テーブルの上でいまだ読まれた気配はない。

やはり将棋とギャンブル(とメイドのコスプレ)は男のものなのだろうか。

読売新聞も「将棋漫画の歴史が変わった」と大絶賛しておりますので、紳士諸君は、是非。



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