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帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

カモテス諸島にて その2

2014-08-23 11:38:00 | 戦跡巡り
豚焼き集会所を後にし、いくつかの峠を越えたところで突然のスコールに見舞われました。




        道路に植えられたバナナの葉は公共財



しばらく木陰で雨宿りをしていたけれど、いつまでたっても降り止まないのでカフェをさがして一服することにします。



         いぬのふぐりの花言葉は「信頼」と「高貴」




南方のカフェで飲みたいものといえば、なんといってもシベットコーヒーです。

シベットコーヒーは幻のコーヒーと呼ばれ、その末端価格は70グラムで7,000円と、まさにコーヒー界のシャブのような存在なんで、ぜひ一度は喫してみたかったのだけれど残念ながらこのカフェには置いておらず、仕方無いからコーラーなんかをずるずるとストローで啜りながら犬フグリをぼんやり眺めていたらいつの間にか雨はあがっていた。


再び走りだしていよいよポロ島へ上陸、というところで婆さんに行く手を阻まれます。

              島のボスキャラ登場


ペットボトルをぶら下げた怪しい婆ぁは「これはワタシの造るお酒、椰子の木から。もちろんデーリシャス。飲めば約束します、あなたのハッピー。だからあなたは出しなさい、15p(40円)。」と一昔前の翻訳ソフトみたいな英語を喋りながらじりじりと距離を縮めてきます。

ココナツワインの流し売りのようですが騙されてはいけません。
これはきっと孔明の罠です。

しかしよしざるは、なによりもハッピーとデリシャスが大好きです。
それにリスクを避けてばかりいたら旅は味気なくてつまらんし、ましてや特派員などとても務まりませんから、ものの試しとばかりにここはひとつ15pを払って積極的にだまされてみることにしたのです。



つづく






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カモテス諸島にて  その1

2014-08-22 11:20:00 | 戦跡巡り
69回目の終戦記念日あたり、よしざるは太平洋戦争の激戦地、カモテス諸島におったので例によってバイクを借り、戦跡めぐりにでかけてみた。



          バイクと水牛は島の重要な足


山下財宝がこの島の何処かに埋蔵されているという話を誰かから聞いたので、まずは聞き取り調査のために村の集会所へ行くことにしました。






年に一度のお祭りがとりおこなわれるとのことで、村人たちがいそいそと宴の準備をしておった。




           豚を転がすのは男たちの重要な仕事



お祭りにレチョン(豚の丸焼き)がないと暴動が起きる、というくらい絶賛料理ゆえ、ちょっと興味半分で値段を聞いてみると、一頭あたり2,000P(5,000円)で売りますよ、などと微妙に面白いことをいうものだから、衝動的にええい、買っちまえ!なモードに入ったのだけれど、この先ずっと豚と俺がバイクの2ケツで島をめぐることの難儀さを想像し、豚とタンデム中に事故なんかして一生笑われるはめになったらどうしよう、とか考えたら衝動が少し萎えてきた。

でも実際に焼かれた豚一匹なんかを手に入れたら嬉しくて仕方ないとおもう。
なんせ人生初の豚の丸焼き独占ですから。
たぶん俺は原始人にのように、DNAレベルで笑いころげまくり、そんで、カっカっカっカっ!と黄門様のように叫びながらジャングルを駆け下りて家路を急ぐことでしょう。
そんな俺をみて地元民は思うかもしれません。

「気の触れた日本人がきた」

そういうシチュエーションは嫌いではないけどなんだか癪だし、ましてや飢えと乾きに斃れていった英霊たちのことをおもうと、ここは豚の出番ではないことは明白なので今回ばかりは残念ながらあきらめることにします。

ま、それより、豚より、なんといっても肝心なのは財宝です。
村の男に尋ねてみると、隣のポロ島には日本の兵隊がたくさんいたから、お宝はたぶんあっちだろうとのことでした。

隣の島といっても橋でつながっているからバイクで移動できます。

一ミリたりとも信頼することの出来ない情報だけれども、とりあえず行ってみましょう。
 


つづく









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戦跡コラ

2012-12-06 22:58:00 | 戦跡巡り
ぐるぐるぐるぐるグルコサミン!

事務所の引っ越しで腰と肘を痛めているよしざるです。

久しくやっていなかった沖縄戦跡巡りですが、なかなか良い場所に巡り合えなくて報告ができずスミマセンでした。

やっと見つけましたよ。 

過去の戦中写真を現在の写真とコラージュしている野郎のサイトを見つけました。

これ見たら、なんだかもうすっかりやる気をなくしちゃいましたよ。 素晴らしすぎて。




           レニングラード包囲戦 1942年 






           ノルマンディー上陸作戦 1944年


もっといっぱいの写真はこちら


シビれる!あこがれるゥ! 

なにが凄いのかって? ・・・まあわかる人には判るのよ。

俺なんかもうさっきからビンビンですもの。
(妖気アンテナが)







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座間味

2009-09-11 13:37:00 | 戦跡巡り
昭和20年3月、米陸軍第77師団第305連隊第1大隊が座間味島に上陸した。対峙する日本軍には機関銃が1基しかなく、即日のうちに島は占拠されたという。
今回はナオキ屋一味らとともに久々の戦地巡り。
台風の影響で予定していた高速船が欠航してしまい、代替のフェリーに乗り込む。2時間のあいだ荒波にじっと耐え、へろへろの体で座間味島に上陸。
同じ場所で撮影するも対峙する敵はもちろん無く、ナオキ屋は見てはいけない何かと戦っているもようです。

現在ではホウェールヲッチングとダイビングで有名な座間味ですがよしざる的に、ここは人間魚雷と集団自決の島なのです。
特派員として取材するべきことは山ほどあったのだけれど、
海に漬かったとたんに、全てをぱーっと忘れてしまいました。

ブルーハワイ色の海に入ると、ネコみたいに熱帯魚たちがすりよってきて、たちまちウジャーっと囲まれる。
いい気になって魚肉ソーセージで餌付けにチャレンジした2名が、
70センチオーバーのタマンに指を齧られて負傷してしまいました。
喰われた瞬間、海の中でガリッと音がしたといいます。あなおそろしや。

座間味までは、高速船なら那覇から約30分(日帰り可能)、11月までは水着でOKですよ。
餌付けの際は軍手をお忘れなく。


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エアホステス?

2009-04-13 16:52:00 | 戦跡巡り
高齢者には近くなった沖縄。
シルバー割で1万円だ。
俺もはやくおじいちゃんになりたいので、孫ができるまで長生きせねば。

おじいちゃん・おばあちゃんたちのお世話が増えるだろうから、スチュワーデスさんたちには大変かもしれません。
激務だし、不況の折、給料もだいぶ下がってしまったと聞くので、いまではあんまり憧れの職業ではないのかな。

そういえば俺らはスチュワーデスさんって呼んでましたが、彼女たちは客室乗務員って言ってますね。

ちょっとウィキ先生に聞いてみたところ、フライトアテンダントまたはキャビンクルーが正しいとのことです。
CA(キャビン・アテンダント)っていう人もいるけどこれは英語圏では使われていないので気をつけられたし。

いちばん最初はエアホステスっていわれてたけど、水商売のなんたらがあってエアガールに改称されたそうです。マスコミが適当な名前を広めちゃって浸透してしまったらしいです。
そのエアガールもそうとうひどい英語なので、ふたたびマスコミがスチュワーデスと呼ぶようになって今に至ると。。

うちのじいちゃんがサラリーマンだった頃はOLさんのことをBGさん(ビジネスガール)って言っていたそうですが、これは英語圏では売春婦のことですね。

水商売や売春婦。もうマスコミのわざと、としか思えんです。

OLさんもサラリーマンもおかしいな言葉ですけど、浸透してしまったものは仕方ない。
だってキャリアウーマンという呼び方はマスコミはあんまりしませんから。

だ~から~、マスコミさん!
最初から正しい名前を広めてください。それがきみらのお仕事ですってば。

そもそもマスコミって呼び方も変ですが、もうお腹いっぱいだ、あきらめて寝る。




エアホステスの頃(東京→大連間)


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