事業仕分けで怒りの記者会見をされた京都大学教授の山中伸也
先生がノーベル生理学・医学賞を受賞という大快挙、今日の新聞
の朝刊も夕刊も第1面は山中先生の大きな写真入りの記事です。
少ない予算の中での素晴らしい成果、心からお祝い申し上げます。
しかし、その記者会見で「国の手助け、国のお陰で・・」という発言を
されました。心中は複雑だったのかもしれません。
当初約束していた150億円という研究予算を50億円に減額して、
鬼の首を取ったようにはしゃいでいた蓮舫参議院議員は何て言う
のだろう。恥を知るなら潔く謝罪をするべきではないでしょうか。
しかし許せないのは事業仕分けの場で、何も知らないこいつらを
操りながら、自分は議員の後ろに隠れてリスクを取らない学識
経験者、評論家と言われていた輩とマスコミです。
大分県竹田市の首藤市長から「市内2本の川のうち1本は治水
工事が終了して被害は無かったが、1本は事業仕分けのお陰で
工事が止まり7月の大雨で2人が犠牲になった」というメールをいた
だきました。事業仕分けの担当者は責任を感じているのだろうか。
補助事業、補助金は憐(あわれ)みや施(ほどこ)しではありません。
100万円出したら120万円税金が返って来るような、税金として
返せるような事業でなければ渡しても、受け取ってもいけないと私は
思います、それが国家経営だと考えます。
たとえ自分や家族が体が動かなくなっても、安心して生活できる国を
作るための国家経営なのです。