商店街の震災対策として平成14年に防災功労者内閣総理大臣表彰を受けた
のが「震災疎開パッケージ」、それを若干リニューアルして「震災あんぜんパック」
にしました。その後に東日本大震災が起き「震災あんぜんパック」に加入されている
二家族の方が被災されました。
安否確認の電話が通じるのに一週間もかかりましたが「家族は無事です。家具が倒れ
家の中は滅茶苦茶ですがお陰様で家本体には問題はありません。もう少し落ち着いたら
『疎開』させてもらいます。」というお言葉を聞きました。
その後、「廻りで大変な被害を受けた方が大勢いるのに温泉には行けません。加入
されている皆さんに『ご無事お祝い品』を贈って下さい」という連絡をいただき、
震度7という強烈な揺れに見舞われた宮城県登米市の農家さんからお米を購入して
「震災あんぜんパック」に加入されている皆さんにお送りしました。
東日本大震災被災者支援の活動として「炊き出し」や「赤ちゃん一時避難プロジェクト」
の代表も務めさせていただき、7月1日からは内閣府所管財団法人日本広報センター
の参与・東日本大震災復興支援実行委員長に就かせていただきました。
そのような経験を踏まえて来年度の「震災あんぜんパック」を震災だけでなく風水害にも
対応できるプロジェクトに変更したいと考えています。これからいろいろなお立場の皆さん
から御意見、アイデアをいただき、形作っていきたいと思います、御期待下さい。