今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

麻生さんを好きですか?嫌いですか?

2009-06-27 11:21:33 | 商店会長のコメント
前回のブログで総裁選挙前倒しに賛成のコメントを書きました。「選挙を目前に控えたこの時期に麻生総裁の足を引っ張るような行動や議論は如何なものか」「総裁選挙の前倒しを声に出す人は麻生さんが嫌いな人だ」等々の御意見をお聞きします。

「麻生太郎を好きか、嫌いか」と問われれば「好きです」と私は答えます。総理大臣で自民党総裁だからではありません。

初めて麻生さんと間近でお会いしたのは2005年7月、官邸で開かれた中央防災会議席上です。麻生総理は当時小泉内閣で総務大臣をお務めになられていました。もちろん私は議員ではなく、早稲田商店会の会長で中央防災会議の調査専門委員というお役を頂戴していました。

中央防災会議では全閣僚を前に「まち場の防災活動」のお話をさせていただき、その延長線上での「投票率アップ大作戦・選挙セール」のお話もさせていただきました。皆さん震災対策、防災の話よりも「選挙」の話の方に何倍もの興味を持たれていたのが印象的でした。特に興味を示されていたのは小泉首相でしたが・・。

帰りのエスカレーターで麻生総務大臣から「今後、手伝ってもらうことが起こるかもしれない、その時はよろしく頼むね」と言われました。もちろん麻生さんはお忘れになったと思いますが、私は選挙を取り仕切る総務大臣に評価されたと思い、元気になって帰って来た事を覚えています。

安倍、福田と2代続いた「政権放り出し」内閣とは違い、責任感を持ってやり遂げようとしている姿勢には敬意を表します。あの明るさと、外交に精通した麻生さんの本当の力を上手にコントロール出来ない与党、内閣に苛立ちを感じます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総裁選挙の早期実施について

2009-06-27 07:25:39 | 商店会長のコメント
比例区の候補者として前回、2005年の総選挙で国会議員のお立場をいただきました。4年間同僚である小選挙区選出の議員の活動を見ていると、現在の小選挙区制度は議員をすり減らすだけのように思えます。

地域の活動に参加して、じっくり腰を据えて話を聞くのは物理的に無理なのです。政権交代が可能な小選挙区、2大政党制よりも誰でもが国政に参加が可能な大選挙区制度の方が日本には合うように思えてなりません。

そうは言っても、現在の制度は小選挙区制で、公明党や社民党、国民新党、共産党は第3極にはなり得ていないのが現実です。自民党か民主党のどちらかが単独で過半数を取れなくても比較第1党になれば、そこの党首が首班指名を受け、総理大臣になります。

麻生自民党総裁の任期は安倍総裁就任時の任期として設定された9月30日までです。「そう遠くない時期」とされる解散総選挙、いわば総理大臣を選ぶ選挙には9月30日までという残任期間の短い総裁ではなく、総裁選挙を前倒ししても「我々はこの人をトップにして国政を担います!」と掲げて総選挙に臨みたいというのが「総裁選前倒し」論です。

野球の試合に例えるならば、安倍さんの時に始まった試合、現在の麻生さんの立場はリリーフ投手です。ワンポイントのリリーフ投手の立場のままで次の試合を始めるのではなく、先発投手を選んで試合に臨みましょうという意見に私は賛成です。先発、完投を目指す投手として麻生総理にも名乗りを上げていただきたいと思います。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする