今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

「新しい経済対策」の中の農林水産関係の項目

2008-12-30 10:50:22 | 商店会長のコメント
本年10月30日に麻生総理が発表した「新しい経済対策」は
①生活者の暮らしの安心
②金融経済の安定強化
③地方の底力の発揮
という3項目から構成され、③の「地方の底力の発揮」中に「技術開発の加速と農商工連携、国産農産物の積極的活用」「森林・林業の活性化」「水産業の活性化」「食に対する信頼確保」が大きく謳われています。

この四つをつなげるのは新技術や新しいシステム構築、すなわち「知恵」だと思っています。しかし新しいことを始めるのにはリスクを伴いますので、そのリスク負担の軽減を図り、現場の知恵を存分に発揮出来るようにする事が、行政の仕事なのだと私は思います。

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12月30日・「商店街の活性化」は個店支援から

2008-12-30 03:38:46 | 商店会長のコメント
「商店街の活性化」なんて言っているうちは商店街は活性化しないと思います。商店街は個店の集合体、個々のお店が元気になる事が大事で、その全体をいっぺんに元気にするなんて出来ない、という現状認識からスタートだと私は思っています。

1店舗、1店舗が元気になるなんて、気の遠くなるような時間がかかると思われるでしょうが、20店舗の商店街も200店舗の商店街も動くのは5店舗、正確には3店舗です。3人のお仲間が同じ思いを持ち始めたらまちは元気になります。

「サブプライムローンの破たんから始まったアメリカ発の金融不況で日本経済は・・」という決まり文句の新年の御挨拶をたくさん聞くことになるでしょう。私は「困っている人の側にビジネスチャンスが有る、不便さを感じている人の所にビジネスの芽が有る」と思っています。ましてや今の麻生政権のキーワードが「地方と中小零細の活性化」なのですから、地域の中小零細事業は大きなチャンスの年だと私は思っています。

そのチャンスはどうやって手に出来るのか?
チャンスを手にするには、そのチャンスを見つけなければなりません。今見えなければ、行動するしかありません。「行動」は「行く、動く」と書きます。物を見る視点を変えることです。

でも、どっちに行けばいいのか?
そのために「あきんど議連」を立ち上げました。来年はもっと分かりやすい動きを始める事になると思います、御期待下さい。
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