今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

1月8日・給食での牛肉使用と自家製ハム、ソーセージ、ベーコン

2007-01-08 11:04:27 | 商店会長のコメント
昨日、食肉組合の新年会に3ヵ所出席させていただきました。この業界はBSE(牛海綿状脳症)、日本ハムの牛肉偽装事件、ハンナンの補助金搾取、フジチクの関税詐欺等、同じ食肉業界といいながら自分の店には何の関係も無いことでここ数年、営業に危機的なダメージ、イメージを与えられていました。

国内では全頭検査をしていますし米国産牛肉は科学的知見の中から20ヶ月以下の牛肉しか輸入されていません。昨年9月10日に新宿東口駅前のステーションスクエアで開催した「牛肉はもともと安全」イベント以来、牛肉そのものをを危険視する報道は激減しました。しかし、公立小学校、幼稚園、保育園の給食ではいまだに牛肉を使っていない地域が多くあります。家庭ではすき焼き、焼肉で牛肉を召し上がっているのに学校等ではまだ使われていない事に昨日の新年会でも疑問の声が多くありました。

BSE発生で米国産牛肉が輸入停止になって、国産牛の低価格帯の品は値段が3倍になりましたし、一昨年12月に米国産牛肉の輸入解禁が発表されたその日のオーストラリア産牛肉の値段は3割値下がりしました。市場というのは「引っぱられる」という傾向があります。牛肉の値段が上がりそれに追随して豚肉も鶏肉も値段が高値安定の状態のようです。

今年は公立小学校、幼稚園、保育園での牛肉使用と米国での全頭検査の実施、食肉店でのハム、ソーセージ、ベーコンを作れるようにする事が国会議員としての私の仕事になりそうです。自家製ハム、ソーセージ、ベーコンについては次回詳細を書かせていただきます。
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