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うつノート(職場復帰)読売新聞4月2日記事を読んで

2008年04月04日 | 心理療法ハッピーライフ
うつノート(職場復帰)読売新聞4月2日記事を読んで

2008年4月4日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


4月2日付けの読売新聞記事 うつノート(職場復帰)という記事を興味深く読まさせて頂きました。

記事内にて、財団法人「社会経済生産性本部メンタル・ヘルス研究所」(東京)の2006年の調査(上場企業218社回答)によると「最近3年間に『心の病』が増加傾向」と答えた企業が61.5%にのぼる。「心の病」のほとんどはうつ病だ。

との事です。

この記事の内容はうつ病で休職した社員を 擬似オフィスにお試し出社 をさせて職場復帰をさせようという試みの記事です。

具体的には「メンタルヘルス・リサーチ&コンサルティング」社(東京)が昨年、開設して約30社が契約、うち8社の約25人が利用して大半は復職し、2割程度は復職に至らず休職継続になっている、という状況が書かれています。

良い試みだと思います。

良い試みだとは思いますが、結果と原因の結果に焦点を当てた 慣れさせる という事に偏っている試みですから失礼ですが限界があると思いますし、無理をする所が残りますから生産性にも問題があると思います。

やはり、原因と結果の原因、に焦点を置いて、認知行動療法的に、原因のケア、会社の何が怖いのか? 辛いと怖いの混同をしていないか? 不安の処理がきちんと出来ているか? などの原因のケアが必要だと提案をさせて頂こうと思います。

この私のブログに書いている 新入社員のA君B君の話 のように 新入社員のA君とB君が一緒に同じ失敗をして部長に一緒に怒られても、A君は胃が痛いと苦しがっていてもB君は怒られるのも給料の一部という感覚でケロッとしていたりします。

根本原因は考え方だと思いませんか?

今回の記事のように、慣れさせる、という手法もありますが、原因の考え方をB君のように修正して頂く事の方が根本的に解決できる手法だと思いませんか?

そして、復職だけが目的ではなく生産性を求めると思いますので根本から解決した方がより良いと思いませんか?

実はこの記事のような方が私の所(心理療法ハッピーライフ)の通信セラピーに結構いらっしゃいます。

このような方は都会の方が多いので地理的な問題で電話とテキストを主に行う通信セラピーに多く来られます。

電話でのセラピーですから当然、擬似オフィスにお試し出社 などというカリキュラムはありませんが、会社が怖いという誤認知や人が怖いという誤認知、不安の処理の仕方などを勉強して心の視野を広げて頂く事で復職して頂いています。

根本的な問題からのケアですから無理をする事もなく、多くの人は 
「以前は何で会社や会社の人間関係などをあんなに気にしていたのかが不思議です。」
というようなコメントをされます。

A君からB君の考え方になって頂く事の方が自然で効率が良いと私は思うのですが、いかがでしょうか?

私は私の所の認知行動療法を広めて行きたいと熱望しております。

このブログを目に留められました企業の方がいらっしゃいましたら気楽に問い合わせて下さい。

お役に立てると思います。