Baradomo日誌

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ペンタトニックって便利。

2014-11-05 | 今日の「この音」
電車に揺られながら、今さらながらペンタトニックについてずっと考えていた。

例えばキー=Cなら
C D E F G A Bで
C D E G A

ま、いわゆるヨナ抜きってヤツですね。
これをAmとすると、
A C D E G
となって、Cが♭3、Gは♭7って訳でブルーノートに当たる。
道理でジャラビなんてマイナーブルースっぽいわけだ。

キー=F,Dmなら
F G A B♭ C D E
F G A C D

キー=GあるいはEm
G A B C D E F♯だから
G A B D E

キー=B♭、Gmなら
B♭ C D E♭ F G A
B♭ C D F G

という具合。
近代以前のヨーロッパやら、そもそも非ヨーロッパでは形は違えどペンタトニックが一般的なんだとか聞いたことがあるが、確かにこうやって並べてみると、改めてヘプタトニックとか12平均律ってのは便利なシロモノなんだな、と思う。

実はここまで挙げたキーのペンタトニックは一般的なコラのチューニング(CかF)で対応可能。
それ以外はちと変則になる。

キー=D,Bmなら
D E F♯ G A B C#だから
D E F♯ A B

キー=B,G#mなら
B C# D# E F# G# A#
B C# D# F# G#

キー=E、C#mなら
E F# G# A B C# D#
E F# G# B C#

キー=A.F#m
A B C# D E F# G#
A B C# E F#
って、これも#多いし。

って、別に結論めいたものは何もないんですけどね。

少なくとも、コラをCかFにしておくと、F,Gm,G,Am,B♭,C,Dm,Em,の8つの調性には対応できるんだな~~ありゃ?それって実はFのダイアトニックだよねぇ?って、そりゃ当たり前だわなぁ。そもそもFなんだから。

だから、C-F-Gが軸になった3コードの曲とか、Am-Em-Dmのマイナーブルース調の曲なら、コラだろうがあるいはペンタトニックチューニングのンゴニ等ならいくらでも対応可能ですが、そういったオーソドックスな展開から外れたコード進行の曲だったり、転調する曲だったりすると手も足も出ない。

例えばブルース曲にしても、Am-Em-Dmのマイナーブルースを1もしくは2コードだけで表現してもOKだし、それって古いブルースにはよくあるし、それ言ったらジョン・リー・フッカーなんてアリ・ファルカ・トゥーレにクリソツだし、、、って話になっちゃいます。

とすると、やはりコラという楽器で一番自然なのはチャーチモード的な曲なんだな、と。

ま、とにかく、それぞれの調性でペンタトニックでバッキングなりソロなりできれば、相当演奏の幅が広がるんだなぁ、と温故知新。

いやなに、単なる覚え書きですから。

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