Baradomo日誌

ジェンベの話、コラの話、サッカーの話やらよしなしごとを。

「知らなかった」&「やっぱり」

2011-09-29 | 今日の「この音」
Kora Jazz Trioってのがあります。
2009年に来日したとき、チケットは押さえてたんだけど仕事で行けなくなっちゃったんだよね。あの時、オレに仕事を振った当時の上司!いくら年賀状よこしてもあんたには絶対に返事出さんからな~!
ってのはともかく。
最近音沙汰がないな?と検索したら、メンバーが変わり、名前も変わっていたのね~?!
⇒http://korajazztrio.free.fr/KJT/index.html
Kora Jazz Bandだって。知らなかったなぁ。
新作出たばっかじゃん!これも虫の知らせ?オールブルース?やっぱりそっちに行ったのかぁ~!
で、迷わず「ぽちっ」としちゃいましたから、今夜には届くはず。

さてさて。
上記ページによると、ジェリムサ・ジャワラが抜け、ソリバ・クヤテが参加して2010年8月に新作を録音した・・・その矢先にソリバ・クヤテが急死(47歳!)。現在はヤクバ・シソコ(!)をメンバーに迎えてライヴ活動を再開、とか。
うろおぼえなんだが、ソリバ・クヤテって人は、比較的フュージョンっぽいアレンジ&音作りでトラッド曲とジャズ曲をやっていた人だった気がします。コラの音もエフェクトばりばりだったような・・・(勘違いしてたらごめんなさい)。
オールブルースとか、サマータイムとか枯葉とか、コラでマイルスやろうとしていた人なんじゃないか?たしか、モントルーでのライブ盤がそんなかんじだったな、と。実はあんまり参考にならん人かな?と思ってまじめには聴いていなかったんですが、その実、彼がコラ・ジャズ・トリオに参加したことも、その新作でオールブルースを録音していることもまったく違和感がないのであります。
「やっぱり?」って感じ。
マイルス・デイヴィスがハードバップからモード奏法へと変化していく過程で、コラの演奏に大きな影響を受けているから(自伝から解釈)、マイルスのオールブルースをコラで演奏することは、単なるモードつながりっていうだけではなく、音楽の輪廻転生、あるいは本歌取り?
今回の新作はそのソリバの音源なんでしょうね、多分。う~ん、早く聴きたい。スペインとかオジェ・コモ・バもやってるそうですから。あぁ、ネタの宝庫!
でも、そのソリバに代わって参加してるヤクバ・シソコ。
彼のプレイはトラッドど真ん中の音源で聴いていたせいもあり、ジャズとかフュージョンっていう印象はない。DeeDee Bridgewaterの音源でもジャズ~ファンク系の空間で生生しいコラの音を響かせていたし。
現在のライブは一体どんな音になっていることやら?
日本に来ませんかねぇ~?今度こそ生で拝みたいもんだわ。

「種犬」との遭遇

2011-09-20 | 今日の「この音」
昨日のこと。
うちのHana@柴犬を連れてドッグランに行ったのだが、他にいたのはミニチュアダックスばかり。運動量も大きさもうちのHanaが跳びぬけてしまい、一緒に遊べそうな犬がいなくて困っていたところ、珍しく小柄な茶柴がやってきた。
そちらの飼い主さん曰く「4歳のオスなんですけどおとなしいんですよ。一緒に遊んでやってください」。
喜び勇んでご挨拶しようとするHanaを近づけてみたら「うぅぅぅぅ~!」とうなられてしまった。
しかし、逃げるでもなく、へたりこんでいて何にもしない。走りもしない。
ただただうなり、寄れば逃げる。
その場にはうちの家族のほかに二匹のミニチュアダックスとその飼い主さんたち(大人3人、小学生女子2人)がいたが、そちらにも近づこうとしない。
せっかくドッグランに来たのにフェンスの角にへたり込み、じっとこちらを見ているのみ。

「実は・・・」とその飼い主さんが話し始めた。

「うちのは去年まで『種犬』だったんですよ。それを貰い受けてきたんですが、他の犬とも人間ともほとんど接触していなかったみたいで、小学生くらいのお子さんが特に苦手ですし、メス犬がいても絶対に寄り付かないんです。」

「種犬」!
「種馬」と似たようなもんだが、話を聞くとちょいと様相が違う。
ペットとして飼われている犬の多くは、ブリーダーからペットショップに「出荷」され、売られる、というルートをたどるものと、ブリーダーから直接購入する、というルートをたどるものの2系統。
うちのHana@柴犬は、後者だ。
それもコンテスト犬を育てている柴犬専門の、一家言もっていそうなブリーダーから直接購入したので、そりゃもう元気である。そんなブリーダーさんが批判的に話すのが、前者。
つまり、ペットショップに犬を「卸し」ているブリーダーさんたちで、一家言ブリーダーたちはそれらを「繁殖屋」と呼ぶ。

前者は厳選した血統の犬同士を交配させるから、専門の「種犬」は存在しないが、後者の場合、成犬になった途端に他の犬とは引き離され、人間ともほとんど接触を持たず、ずっとケージの中に閉じ込められ、一定の時期になると送り込まれてくるメス犬たちとの交配をひたすら繰り返す、という生活を強いられる「種犬」がいるのだそうだ。

この彼がまさにそれだった。

普通、メス犬と見れば寄っていって尻の匂いを嗅ぎ、気に入ればじゃれてすかさずマウンティング、というオス犬ばかり見てきた私からすると、なんとも違和感があるその柴犬。

まさに去勢されちゃってるんですな。
人格っつうか犬格的にも去勢されてる。

なんだかなぁ。

うずくまる茶柴をシカトして駆けずり回るうちのHanaを羨望の眼差しで眺め、「ほんとは犬ってああですよね」と嘆息するあちらの飼い主。

なんか、いろいろ考え込んでしまいました。

あなたの人生以外なら

2011-09-20 | 今日の「この音」
今後の演奏予定です。
なんかもう、すっかり「コラ屋」。
やばいなあ。
でも来月は久しぶりにドラムのライブが入ったぜぃっ!

9月23日(土)夜 新松戸Meg-me  
コラとピアノでのセッション
ほかに、パーカスを少々

10月23日(日)夜 高田馬場Diglight
 ジョーバン・ガンボ・ボーイズ
 ※今回からさかいりはドラム担当。パーカスに飯田タクミ。

10月24日(月)夜 吉祥寺Baobab
 ジェリヤカン&ダラマン
 ※翌日に変更になるかも


んで。
11月、ちょっと冒険いたしまする予定です。

african harp night ~ さかいり単独行動(コラ演奏)

2011.11.24(Thursday)At 柏 JAVIN(Jazz & Wine Bar)
http://bflat-ltd.com/javin/access.html
Start 20:00pm ( or 21:00pm )

Guest飯田タクミ(per)予定

先日の「流」でお邪魔したおしゃれなバーです。
その場でマスターからお話をいただきました。

しかし。

なんと無謀にも2 setやるんです。

・・・・本気か?
やれんのか、オレ?
最近暇を見つけては試している、即興的な、スケッチ的な演奏が大半になろうかと思いますが、果して?

確か、チャージはありません。
投げ銭です。
冷やかし歓迎、野次大歓迎。
何でも投げてください。
あなたの人生以外なら、大方のものは受け止めます。

まったりと酒を呑める空間に貢献したいと思う所存。

皆さんよろしく。

こらコラ日記 ~ フェスティバル自爆

2011-09-18 | 今日の「この音」
本日は、はるばる相模原市の淵野辺駅そば、大野公民館まで遠征。
アフリカン・ヘリテイジ・フェスティバル二日目に参加して参りました。

と、メンバー二人が事故渋滞にはまって遅刻しそうだとの連絡が。

やばいっす。
その片方はボーカルなんだよね~。

で。
出演時間になってもまだ来ない。

仕方がない。

えぇい、ままよ。

歌っちまいましたよ、このアタシが。
しかし、入るタイミングがわからなくて四苦八苦。歌いだしちまえばなんとかなるんですがねえ。
しかし、野太い声だなあ、我ながら。
色気ないなあ、我ながら。

演奏者の心 ~ 柏「流」にて

2011-09-16 | 今日の「この音」
昨夜は柏の「流」にコラを背負って参加。
演奏できたのはGoyen、cherry、Javin、ajito。
その途中で、あんなべるず、ぴらー、りこ、ぽるちに顔出した&酒飲んだ、って感じ。
今回で4回目の参加?なので、だんだんお店の方々とも顔なじみになってきて、ちょっと顔出すだけでもなんか楽しい。
って、単なる飲みすけだな、オレは?
景気づけにビール、楽しく演奏、おいしくビール、楽しく演奏、またもやビール、生真面目に演奏、演奏、演奏、マイクもピエゾもつけてワインきた~、おかわりきた~、演奏しなきゃ、セッションしちゃう?あ~ら日本酒でてきちゃったよ、うまいなこれ!・・・という感じの夜になりました。

実は仕事のため集合時間に間に合わなかったので、主催者(黒幕?)成沢氏に電話してみると「goyenにおいで」とのこと。
行ってみると、カウンターに中睦まじいカップルが。一番奥の壁際に彼氏、その右手に彼女。二席あけて座っていた成沢氏から、こんな指令が。
「サプライズで彼氏から彼女に花束を渡すことになっている。そのBGMになるような『美しい曲』をやって欲しいと頼まれたのでよろしく。」
なんやと~?
そこで、とりあえず楽器を出し、ちょろちょろっとマイナー調のフレーズを弾いたら、何も知らされていない彼女が「すごく綺麗な音ですね~」とにっこり。
ジーンズに白いシャツ、髪はすべてアップ、卵形の輪郭にちょっとたれ目な感じがかわいい。上品。とても好印象。っていうか、ど真ん中~!
カウンターに背を向け、彼氏にも背を向けて座りなおした彼女、好奇心全開!という表情でコラの音を聴いてくれている。
あ~、マイナー調でもいいか!とそのまんま短めにインストでヤラビ(愛)という曲に突入。
彼女、目がきらきらです。
く~!彼氏、いい女性と出会えましたね~泣かしたりしたらオレが許さんぞ~!とか思っていたら、曲が走ってしまったのでテーマに戻って終了。
あれ?花束渡さないの?もっとやれってことすか?
そこで、カイラ(平和)という曲をゆ~っくりと。
これならどうじゃ?気持ちが落ち着くであろう?彼女聴き入ってるよ、またインストだけど。
ほ~ら渡せ!はよ渡せ!まだか?まだか?と私の心は逸る一方。でも、あくまで演奏はゆ~っくり。

そのとき。

彼氏が花束を取り出しました。彼女の肩をつんつんっとやって、彼女が振り向いた、何か話しつつ、渡した渡した!おぉ~!彼女、最高の笑顔だ!!惚れてまうがな~!
く~~~~!!!
よかったね~、彼氏。
ところで、なんと言って渡したんだ~?なんかの記念日なのか?
教えろよ~教えろ~!

う~む。

結局よくわかんなかった。

でも、素晴らしい笑顔を見せてもらったので、こちらまで幸せになりました。

こらコラ日記 ~ 先日のセッティング

2011-09-13 | 今日の「この音」
ネタばらしになっちゃいますけど、先日のライブでのセッティングは、実はこうなっていました。

コラ1号
ピエゾ(SHADOW/SH712)⇒プリアンプ(LRBAGGS / PARA ACOUSTIC D.I.)⇒エフェクター(Wowwow)⇒PAミキサー卓

コラ2号
ピエゾ(SHADOW/SH712)⇒プリアンプ(LRBAGGS / Venue DI)⇒PAミキサー卓

コラ3号
ピエゾ(SHADOW/SH712)⇒PAミキサー卓

コラ4号
コンデンサ・マイク(AUDIO TECHNICA / ATM35)+ダイナミック・マイク(多分shure57)⇒ダイレクトボックス⇒PAミキサー卓

コラ5号
コンデンサ・マイク(AKG / C411/L)⇒PAミキサー卓

コラ6号(私)
コンデンサ・マイク(AUDIO TECHNICA / PRO-35)⇒プリアンプ(ART / TUBE MP)⇒PAミキサー卓

コラ7号
どっかのピエゾ・ピックアップ⇒ギターアンプ(ジャズコーラス)


実はこれ以外にも完全生音のコラが2人いましたが、とにかく1人として同じセッティングの人がいなかった。
PA担当の方がテンパッちゃうわけです。
なんせ、各種さまざまな音色のコラの音が6本も一気にミキサー卓に流れ込んでいるんですから。
加えて、会場のサラヴァ東京のステージにはモニター的なスピーカーは両サイドにしかありません。このため、「返し」がほとんどない状況でしたので、弾いているこちらも客席と同じ「出音」だけを聴いていたような按配。
怖かったな・・・。
当然、唯一アンプから出ていたコラ7号の音がステージ内でこだましていました。
しかし、あそこのミキサー卓は8チャンネルしかないのだろうか?
そもそもここまでマイクが必要なバンドもないと言えばないんだけど、もしリベンジのチャンスがあるなら、思い切った策を考えないといかんなぁ。

渋谷でアフリカン

2011-09-11 | 今日の「この音」
昨夜のソワレ・セネガリーズにご参加の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。

昨夜は
ジェリヤカン+ダラマン
ズングーカ
メタギ
セネガール
セネガル・ドラマーズ
という順番。

ズングーカ、キャラが立っていてよかったな~。
久しぶりに田中慶一氏に会いましたが、やはり彼のドラムはよい。

四人のメタギは初めて見ましたが、人数少ない分、小回りが利く印象。
いい刺激をもらいました。


さて。
時間が進むにつれてリアル・アフリカンとキラキラした衣装にばっちりメイクの女性が増えてきて、ダンスフロア状態に。
最後にはセネガルのトップダンサー・パムサが登場してサバールパーティー。
サバール系のイベントって、初めて参加しましたが、ジェンベのそれとは大分雰囲気が違うんですね。
なんせ、ヒールを履いた女性があんなにたくさん。

いや~なんか凄かったな。

イベント終了して外に出たら既に朝。
陽光がやたらとまぶしく感じました。
四十代にもなってオールはやばいやね。

渋谷でコラ弾くど~。

2011-09-09 | 今日の「この音」
いやどうも。

明日の深夜はこんなイベントに出ちまいます。
きっと始発で帰ることになるんだろうなぁ。
先にどっかで仮眠をとっておこうかな・・・。
皆様も体調整えていらしてくださいね~。

9月10日(土)
24:30open
25:00start(深夜イベントです)
@サラヴァ東京
チャージ¥3000(1drink付き)

☆出演☆
Djeli Ya Kan(ここに混じってます)
Zungooca
メタルギニー
セネ☆ガール
☆Special Guest☆
Senegalaise Drummers

☆DJ☆
腐った蜜柑

・・・Soiree Senegalaise とは・・・
ソワレセネガレーゼは、西アフリカ・セネガル共和国で日常的に行われている
ダンスパーティーです。
セネガルではサバールという太鼓のアンサンブルでダンスをします。
テクニック系、お笑い系、個性豊かなダンサーがいっぱいでとても楽しい
ダンスパーティーです。
もちろん踊りたくなったら、誰でも踊って下さい♪

こらコラ日記 ~ せってぃんぐあれこれ

2011-09-08 | 今日の「この音」
昨夜はジョーバン・ガンボ・ボーイズのリハだったのでありますが、スタジオにコラを持ち込んで、PA卓につなげて音を出してみました。
このバンドではコラは使わないんですけどね。
ちょっとわがまま、っつうことで。

最初、ギターとベースが音を出している中で、コラのひょうたんの中にコンデンサマイクを仕込み、PA卓につなげて音を出してみたらハウリングしまくり。
周囲のアンプやらマイク、スピーカーやらの影響をもろに受けるから、根本的に考え直さないといけないみたい。やはり家の小さなアンプから音を出すのとは明らかに違う。
そうそう。
そういうことを実験したかったのだ。

とりあえずマイクの向きを90度くらい変えたらハウリングは解消、ただし、低音が出過ぎ
るので卓で調整。
以前ピエゾだけでやっていたときは高音と低音のみ、中音域は抜いてしまうセッティングだったけれど、マイクから拾う中低音はむしろ心地よい。しかし、マイクの音は丸すぎる場合もある。
続いて、特にメロディの輪郭をはっきりさせるよう、ピエゾで高音を出していったら、まぁまぁイメージに近づいてきた。

多分、演奏するハコ、共演する楽器によって、セッティングは相当変化するんだろうな。
ただ、1人で2チャンネル使うわけにもいかないだろうし、PAの方にセッティングを丸投げするわけにもいかないだろうから、手元で2系統をまとめていじれるミキサーが必要だな。
金かかるなぁ・・・。