Baradomo日誌

ジェンベの話、コラの話、サッカーの話やらよしなしごとを。

しばらく3人暮らし

2008-01-17 | 子どもの視線・親の気持ち
朝。
寒いのに膝くらいまでしかない短いレギンスを履いて登校しようとする次女に、「もっと長いのはきなよ」と言うと、意見されたことが気に入らないらしく、キーキー怒り出した。
「寒いから心配して言ってるのに、なんだ!勝手にしろ!」
つい怒鳴ってしまって落ち込む自分。
そんな父親には目もくれず、いつものように「いってきま~す!」と長女が飛び出していくと、むくれた表情の次女が母親にだけ「いってきます」と言って玄関を出た。

その数分後、呼び鈴が鳴った。
忘れ物でもしたか?と、呼びかけながら玄関を開けると、いつも次女と連れ立って登校している近所の一年生が立っていた。
「じゅじゅちゃん、ま~だぁ~?」
あれ?もう行っちゃったよ?

この日からちょっとした手術のため入院する母親と、しばしお別れとなった娘たち。
寂しさを紛らそうと懸命に走っていった次女は、気付けばいつも立ち寄る一年生の家を通り過ぎていたらしい。
一方、入院の話を聞いてから気を張りっぱなしだった長女は、この日の朝、誰にも見つからないようにベッドの中でさめざめと泣いていたらしい。
2人とも、別れる時くらいは淋しそうな顔を見せまいと、いつになく気を遣っていたのだ。

子ども達を送り出してから、カミサンに付き添って病院へ。
主治医から、手術の方法やら、術後の段取りやらの話を聞き、こちらからも疑問点を片っ端から質問。結局10日くらいの入院でその後は特に心配もなく、元通りの生活に戻れそうだと安心。

夕方帰宅し、居間に入ると、例によって長女のランドセルが放りっぱなし。
しかし何故かテーブルの上にカラのペンケースとその中身とおぼしきえんぴつ、消しゴム、定規、そして無数のペン類がごちゃ~っとぶちまけてある。
が、肝心の娘がいない。そう言えば自転車もなかったな。
もう暗いのに。
次女のお迎えの時間だし、買物にも行かにゃならんのに!
そう言えば課題がどうしたとか言ってたっけ。それかな?
あいつのことだから大丈夫だろうと長女のことは置いといて、自動車転がして学童へ向かうと、長女は一旦帰宅後、自転車に乗って学童に来たらしいが、そこから先は不明との事。
焦っても仕方ないので、次女をひろって車に乗り込んだら長女からの電話。
学校の課題で、近所の病院をアポなしで回っていろいろ話を聞いて来たそうで、今帰宅したとのこと。

ったくもう!
アポ取ってから行けと言ったのに、強引な級友に引き回されたとぐちりよる。
はいはい、帰ってから聞きますよ。

帰宅後、夕食の準備を始めたが、娘たちは漫画を読んだりテレビを見たり。
明日の準備をして風呂入って欲しいんだけどね。
でも、娘たちは相変らず、ぼけ~っ。

「俺、しばらくの間、君たちの事怒らないから。怒るのやめた。」
「え~?なんで~?きもいよ、それ!」と娘たち。
「きもいってことはないでしょうに!怒れば俺も嫌な気持ちになるからねぇ。だからやめるの。」
すると長女が、
「抑えてくれる人がいないから、でしょ?」

・・・。
ん。君は鋭い。

そんなこんなで夕食はカレーライス。
なんか、品目を作る気にならなかったので。
3人だから少なめに、と、ご飯は3合。いつもは4合だけど。
あれ、やっぱり足りなかった?
お前、朝飯の残り食っただろ?文句言うな!
ま、10日間ばかり、3人でがんばっていこうよ。

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