Baradomo日誌

ジェンベの話、コラの話、サッカーの話やらよしなしごとを。

U22最終予選スタート

2007-08-23 | サッカーよろずごと
昨夜はA代表⇒U22⇒U17と、日本代表戦の中継を3連荘で見るつもりだったが・・・U22のベトナム戦終了後、「U17がナイジェリアに3対0で敗れました!」な~んて、間抜けな声で速報が入ってしまったため、一気に気が抜けてしまい、我々の寝室で寝ていた下の娘の様子を見に行ったら、そのまんま朝まで寝てしまった。
U17の選手たちには申し訳ないんだけど。

新聞報道やネットでの記事を見ると、完膚なきまでに叩きのめされちゃったみたいで、ここから開き直ってフランスと最低限引き分けるのは大変そうだなぁ。GKの彼なんて「もうナイジェリアなんて見たくもない」とか言ってたようだし。
なんか、気持ちはわかるな。
でも、この試合で、世界のトップレベルと自分たちとの距離感を測れたのかどうか?
90分やったんだから、なにか掴んだんだろう?
これはこの年代においては大きな財産だよな。

さてU22だ。
思うに、このチームには王様候補が2人いる。
それは本田圭佑と梶山だ。
2人ともスピードはないが懐の深いドリブルと破壊力のあるキックを持っている。
本田は少々プレイに波がある反面、負けん気の強いわがまま放題なプレイが魅力。
梶山は控えめだが安定した運動量と戦術眼を持つ。いわばリンクマンだ。
だから、梶山と本田が基点となり、家長・水野というドリブラーを絡めて攻撃を組み立てることができれば、それはこのチームのストロングポイントとなるだろうに、と、常々思っている。
俺が思うこのチームのスタメンは、こんな感じ。

1列目:平山
2列目:家長・本田(圭)・梶山・水野
3列目:本田(拓)
4列目:安田・青山・水本・細貝

若干守備に不安がある?
い~んです。攻撃は最大の防御。W本田と梶山が中盤で三角形の障壁となってくれれば4列目との連携により守備は崩れない。

さて。

スタメンに家長の名前がない。かわって柏木だ。
安田もいない。平山と李の2トップ。

平山がいつになくシュート打ちまくり、はずしまくり。姿勢は見せた。心意気やよし!でも、きれてないねぇ。次戦は試合前に頭を剃りあげてください。
多分、平山1トップに左に李・右に水野の3トップ布陣、という意図だったんだろうけれど、李が消えすぎ。あれじゃあ本田がかわいそうだ。本来は平山とコンビだろう?
本田は前半攻め急ぎ、後半家長が出てくるまで何していいのかわからず、みたいな状態。たまにボール持ってもフォローがないためか少しドリブルして後ろへ戻す動きばかり目に付いた。体調悪かったのかな?
とはいえ、俺的ベスト布陣との比較で言えば、彼は安田が担うべきサイドバックと司令塔的な役割を一身に負っていた。しかも、相棒となるべき李が消えるかコースを阻害するなら、動きようもあるまい。
一方、梶山は本田拓也と連携しながら守備を安定させていく。
細貝ともうまくリンクして、右サイドの守備はそこそこいい。
しかし、右の前目では水野と柏木がひたすら走りまくっており、どう突っ込みを入れていいかわからん状態。おとなしい梶山は思わず傍観者となることがしばしば。
もう一人絡めなくては何の意味もないのだ。

結局、セットプレーから青山が押し込んだ1点を守りきって勝ち点3。
それだけの結果。
攻撃に関しては、コンビプレーの積み上げも追い越す動きもなく、流れの中での得点は皆無。後半家長と岡崎を入れたら、途端にチームが活性化したのは、彼らがフレッシュだからじゃない。前半からそういう動きをする選手が必要だっただけだ。
監督はどういう指示を出してるんだ?

サウジ戦はちょっと考えて欲しいね、そこんところ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿