Baradomo日誌

ジェンベの話、コラの話、サッカーの話やらよしなしごとを。

Jリーグがおもしろい

2005-11-22 | サッカーよろずごと
今年から1年1シーズン制に移行したJ1が佳境を迎えている。

夏ごろには、このままぶっちぎりか?という勢いだったガンバ大坂。
鹿島の追撃もあり、決めきれないまま残り3節を大宮、千葉、川崎と闘う。

ガンバの背後に勝ち点差1点で迫っていた鹿島は、横浜、清水、柏と対戦。
ところが、ガンバの背中を虎視眈々とじーっと見つめ、青いユニを穴が開くほど見つめていたら、ほんとに穴が開いてピンクのユニにすりかわっていた。
それがセレッソ。
序盤こけてたのが嘘のよう。
大坂ワンツーフィニッシュで阪神とナビスコの仇をまとめて取るんか?というところまで這い上がってきた。
今後は大分、横浜、FC東京と連戦。

エメルソン放出後、田中達也までが長期離脱でチーム戦術の変更を迫られつつも、しぶとく勝ってきた浦和は千葉、磐田、新潟。
ナビスコでついにタイトルを手中に収めた、オシム監督率いる走る魂ジェフ千葉市原は浦和、ガンバ、名古屋。

上位陣はざっとこんなもんだが、直接対決として興味を引くのは、23日の浦和VS千葉、4位と5位のつぶしあい。
しかし、いずれも自力優勝の目はあるものの、上位チームが勝ち点を伸ばすと届かない。

そこで注目したいのは、竜の目覚めと共に復活した名門、横浜FMだ。
今季の戦いぶりを振り返ると、終始決定力不足が原因で勝ちきれず、押し込まれて首尾が破綻し、という、まるで日本代表のような煮え切らなさ。
結局久保頼みかい?と突っ込みの1つも入れたくなるが、この際どーでもいい(ってか、それも日本代表と一緒か?)。
まぁ、久保だから許す。
上位陣を混乱させてくれそうな期待感バリバリである。

次節は鹿島、その次はセレッソ、最終節で大宮。
竜が暴れれば、横浜優位、日本代表復帰の目途も立つか?
ともかく今は、目覚めた久保が再び眠らないことを祈るばかりだ(少なくともW杯終了までは)。

さて、マリノスが鹿島に勝ち、セレッソを食えば、勝ち点48。
実はそうなることを願っているのは、むしろ、毎週毎節足踏みを続けるガンバサポであろうか?

しかし、のっけからガンバには茨の道が待っている。
まず、VS大宮戦である。
大宮は浦和に負けて以降、柏を踏みつけ、名古屋の足を引っ張り、神戸にはJ2落ちの引導を渡してしまった。
とは言え、次節は眼下の敵清水がJ2落ち決定後の神戸との妙に熱い一戦を迎える。
大宮も気合入れて行かないと、降格の二文字が重くのしかかってくる。
残留を意識するチームには、上位陣にはない凄みがある(はずだ)。
もし、阿波踊りを、しかも男踊りと女踊りを披露する藤本を冷ややかに見つめる宮本の姿を見ることができれば、大宮の残留は固い。

そして次なる相手はジェフ千葉市原。
ナビスコで死闘を闘っているだけに、また、リーグ終盤であるため、ガンバが1発勝負的に攻勢を仕掛け、決着をつけようとする、かもしれないが、これはリーグ戦。
相手をことさらに意識すると自滅する(と想定して、さらに裏を描いた戦略を練ってくるんだろうな、オシムさんは)。
巻VSシジクレイのガチンコ勝負と、それに巻き込まれてシジクレイの下敷きになる宮本、という構図が見られれば、オシム語録が1つ増えることだろうが、それはともかく。

で、最終節が川崎だ。
現時点で6位。磐田、FC東京と闘っての最終節。
4月3日、壮絶な打ち合いを3対2でガンバが制して以来の対戦。
だが、このときの勝負はあまり参考にならんだろうな。
なにせ、川崎のチームとしての完成度は右肩上がりに良くなってきている。
ここでは是非箕輪と中村の活躍が見たい。
セットプレー時、フリーキックに飛び込む箕輪VSシジクレイの高さ競争、その2メートル手前で、跳躍しながら首をひねって、眉間にしわを寄せながらボールを追う宮本という構図が見たい(そればっかだな)。


あれ、優勝チームを予想するつもりだったのにな・・・


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1 コメント

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予想が… (@鳴り物)
2005-11-24 14:29:25
スコアはさておき、23日の試合は、だいたい上位陣は予想通りだったな。

藤本の阿波踊りは見られなかったけれど。

次節ジェフ戦はどうなることやら。

西野監督、レイソルの時と同じ結末が見え隠れしてるなぁ。でも解任されないからJリーグって不思議。このまんま負けつづけても来年続投でしょう。

セレッソ小林監督もまたしかり。内容がいいわけじゃぁないんだけど勝ってるからって、ねぇ?



しかし、これで俄然鹿島が有利になったように見えるが、果たして…。



そう言えば、久保は大丈夫か!

何はなくとも、それが心配。
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